学年別!夏休みの長期有給インターンについて徹底解説

太陽とひまわり
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大学3年生が夏休みにやるべきこと

就職活動を間近に控えた大学3年生は、夏休みにどのような活動を行えば良いのでしょうか。

まず、おすすめしたいのが「自己分析」です。
就職活動が始まると、自分はどんなことがしたいのか、どんな環境で働きたいのかということを考えて、それによって企業の取捨選択をしていかなくてはなりません。
就職活動が実際に始まってしまいますと、説明会への参加やエントリーシートの作成、面接対策などでかなり忙しくなり、ゆっくりと自分のしたいことや働きたい環境について考える暇がなくなってしまいます。
ですので、まとまった時間が取れて、じっくりと自分に向き合うことのできる最後のチャンスとなる大学3年生の夏休みには、自己分析を行いましょう。

次に、「企業業界研究」も大事な活動の一つです。
就活を前にして、実際にどのような企業や業界に就活を行うのかということを決める必要があります。
その為には、企業や業界を知る必要があります。
実際に就職活動が始まってしまうと、複数の業界にまたがって就職活動を行うことはなかなか難しくなってきます。
であれば、まだ時間のあるこの時期に、企業業界研究を行っておきましょう。

そして、企業業界研究のためにはサマーインターンやウィンターインターンといった短期インターンに参加しておきましょう。

大学3年生が夏休みに参加するべきなのは短期インターン

実際に企業に入社して働いてみると、なんだかちょっと思っていたのと違った、と感じる方は少なくありません。
いわゆるミスマッチと呼ばれる状況で、若い方が入社してすぐに会社を辞めてしまう理由の多くがこのミスマッチによるものと言われています。

そうならない為には実際にたくさんの企業を見ておく事が大事です。その為に、できるだけ多くの短期インターンに参加しておくのが良いでしょう。短期インターンは短いものは一日から、長いものでも一週間くらいのものが多いので、夏休み中に複数の短期インターンに参加することは、さほど難しいことではないでしょう。

そのようにして、いくつもの企業のインターンを経験することで、それぞれの企業の違いがよく見えてきます。

そして、いくつもの企業の短期インターンに参加し、企業の違いについて触れることにより、自分が本当にやりたいことや、働きたい環境が見えてきます。それは、ただ自分の過去を振り返ったり、長所短所を書き出すだけの自己分析よりも、より実践的な自己分析と言えるでしょう。

ただ、もし仮にすでにこの企業、もしくはこの業界に行きたい! ということが決まっている場合は長期インターンへの参加を検討してみても良いでしょう。
その場合は、夏休みから始めて就職活動の時期の前まで行うのか、それとも就職活動中も続けるのかという時期だけは決めておくようしましょう。

大学1、2年生が夏休みにやるべきこと

それでは、大学1、2年生は、就職活動に向けて夏休みにどのようなことをしておくべきなのでしょうか。

大学1、2年生の段階で夏休みにやるべきことは

  • 勉強
  • 実績作り
  • 夢中になれる活動

です。

「勉強」ですが、就職活動が始まる大学3年生になってしまうと大学生の本分である勉強に時間を避けなくなってしまう可能性があります。
ですので、せっかく大学に進学したのですから、自分の専攻の知識を将来の糧にするためにもしっかりと勉強をしておくようにしましょう。
また、資格や語学の勉強をしたいという方は特に、夏休みに力を入れて勉強をしておくようにしましょう。

「実績作り」は自分が取り組んだこととして、就職活動の時にアピールできる活動をしておくということです。
例えば「ヒッチハイクで日本一周をしてみた」「自分ひとりで四国八十八ヶ所を回った」「アルバイトで店の売り上げを1.5倍に伸ばした」などといった積極性やガッツ、独創性をアピールできる実績を作るのはいかがでしょうか。
まとまった時間の取れる夏休みはそうした実績作りに最適な時間になります。

「夢中になれる活動」は、どんな活動でも構いません。旅行でも構いませんし、サークル活動でも良いでしょう。地域のボランティアに参加することでも構いません。
ポイントは、本当に自分が夢中になれる活動を選ぶ、ということです。
これらの活動は、自分がどういったことに興味があり、一所懸命になれるのかという自分を知る良い機会となり、その経験は就職活動で未来の仕事を選ぶ際に必ず役に立つでしょう。

「実績作り」と「夢中になれる活動」の両方を満たす活動として、長期インターンへの参加があります。

大学1,2年生で夏休み時間があるならインターンに参加してみては?

大学1、2年生の夏休みには、思い切って長期インターンに参加してみましょう。

大学1、2年生の夏休みは完全に自由に時間が使えるという方が多いので、じっくりとインターンに取り組み、スキルや経験を得るのには最適な時期と言えます。

長期インターンは実際に社員と同じように実務に携われることができるので、就職活動前に、実際に企業で働くというのはどういうことかということを知ることができます。
この経験を踏まえて、将来に控える就職活動に向けて、企業選びのイメージを深めておく事が出来るようになるのです。

大学1、2年生の段階ですと、まだ自分が志望する業界というのは決まっていない場合がほとんどだと思います。
しかし、その場合でも長期インターンに参加してみることをおすすめします。
長期インターンで得たスキルや経験は必ず将来の役に立ちます。また、どの業界の長期インターンでも基本的なビジネススキル(挨拶の仕方やビジネスメールの作成方法、基本的なPCスキルなど)が身に付きます。

大学1、2年生の夏休みというと、やはり思い切り遊びたい! という方が多いかもしれませんが、企業によってはシフト制などを導入しており、遊びと両立することが十分可能な場合もありますので、是非この機会に、長期インターンへの参加を検討してみてください!