夏の就活でジャケットの着用は必須?連日の猛暑を乗り切る対策とは?

汗ばむ女性
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暑い夏の就活対策

ひまわりと空

みなさん、就職活動は順調ですか?

多くの企業では、19卒を対象に、6〜9月にかけて行われるサマーインターンの募集がどんどん始まっています。サマーインターンが行われる夏場は平均気温が30度を超え、就活生においてはとても辛い時期。

夏といえば、近年、クールビズを推奨し取り入れている企業は多くありますが、就職活動の場においてはどうでしょうか?企業から「軽装でお越しください」と服装についての指示があったとしても、どこまでを軽装と呼ぶのか自分では判断しにくいもの。

そこで今回は、リクルートスーツの上着の着用はアリなのかナシなのか、夏の暑さ対策についてお話をします。

夏の就活中も上着の着用は必須

面談

夏の暑さは、就活生にとってはとても辛い時期です。私は暑さに弱いため、学生時代の夏の就職活動は本当に大変でした。地球温暖化によって夏の暑さが厳しさを増すなか、多くの企業ではクールビズを導入しています。

そもそもクールビズとは、環境省が提唱している夏のビジネス軽装のことで、ノージャケット、ノーネクタイが基本的なスタイルです。暑さが増す7〜9月にかけては、多くの企業でこのクールビズを取り入れ、環境対策に乗り出しています。

ですが、就活生がジャケットなし、ネクタイなし、しかも半袖といった軽装で就活をするのは基本的にNGです。たとえどれだけ暑くても、夏場のスーツの着用は必須となります。

企業から「私服で来てください」と言われた場合は?

企業によっては、「私服で来てください」と私服を指定してくるところもあります。私服と聞くと、デニムやTシャツをイメージする人が多いのではないでしょうか?これは私の友人の話ですが、会社説明会に私服で行ったらまわりは全員スーツだった、なんてことがあったそうです。

しかし、ここで言う私服とはオフィスカジュアルのことを言います。具体的には、男性の場合ならテーラードジャケット、シャツ、チノパンなど。女性であれば、ジャケット、カーディガン、ブラウスがオフィスカジュアルにふさわしい格好です。

男性と女性、どちらの場合もビビッドなカラーや凝ったデザインのものは避け、シンプルでビジネスシーンに適したスタイルを意識したいもの。

ちなみに、ドレスコードについての項目に「服装自由」と記載されていた場合は、スーツと言う認識を持っておけば間違いないでしょう。

企業からクールビズでもOKだと言われた場合は?

Q&A

就活ではジャケットの着用は必須だとお話をしましたが、中には「クールビズでお越しください」「ノーネクタイでお越しください」と軽装を促す企業もあります。こうした場合は、ノージャケット、ノーネクタイでも問題ないようです。

とは言うものの、企業の採用担当者がジャケットを着ているのに、就活生がノージャケットという姿はあまり好ましいものではありません。詳細内容に「軽装で構いません」と書かれていたとしても、念のためにジャケットは持っておくといいでしょう。

シャツは半袖?それとも長袖?

クールビズ

上でお話をしましたが、ノーネクタイが基本となるクールビズは非常にカジュアルなスタイルです。半袖シャツ、ポロシャツなど、企業によってその許容範囲は様々なようですが、就活においてはカジュアルすぎてマナー違反だと捉えられる場合があります。

そのため、たとえどんなに暑くても基本的には長袖シャツ、ということを覚えておきましょう。さらに、冷感効果のあるインナーを着れば長袖シャツによる蒸れや汗染み、ニオイの緩和に役立ちます。

それでも暑い!暑い夏の就活時期を乗り切る方法とは?

考える女性

ただでさえ移動が多く大変な夏の就職活動。照りつける太陽の日差しでどんどん体力が奪われ、じっとしているだけでも疲れてしまいます。そこで、暑い夏の就活時期を乗り越える方法をいくつかご紹介しましょう。私は学生時代、カフェでクールダウンしてから会場入りしていました。

会場に到着するまでジャケットは着ない

会場に到着するギリギリ、もしくは会場の最寄駅までジャケットを着ないという対策方法です。夏用のリクルートスーツとは言え、上着をずっと着たままだと会場と駅の往復で移動が多く、夏の暑さでバテてしまいます。

なんでも、上着を着ているだけで体温が2度近くも上昇するんだとか。面接や説明会会場に着くギリギリまで上着は手に持つ、もしくは腕に引っ掛けておけば暑さが和らぎますよ。

ネクタイを締めるのは会場の最寄駅に着いてから

ネクタイを触る男性

ネクタイは会場近くの最寄駅に到着してから締めるというのもアリです。ネクタイで首元が締め付けられていると息苦しく、通気性が悪いため蒸れて汗をかきやすくなります。

実は、サマーネクタイと言って夏用のネクタイがあるのをご存じですか?ビジネスマナーが問われる就職活動において、夏場は通気性がよく吸湿性に優れたリネン素材(麻)がオススメです。

会場近くのカフェで涼む

会場近くのカフェやコンビニでクールダウンする方法もオススメです。開始予定時刻よりも30分ほど前に会場付近に到着すれば、熱くなった体も十分に冷やすことができます。

額から汗が流れて顔がテカテカだと清潔感に欠け、自分の印象を下げてしまう可能性も。余裕を持って行動し、クールダウンの時間を作るようにしましょう。また、クールダウンはもちろんですが、緊張をほぐしリラックスできるのでぜひ試してみてください。

扇子を持ち歩く

扇子

ハンカチで汗を拭くのはもちろんですが、扇子を持ち歩いてみてはどうでしょうか。カバンからサッと楽に取り出せて、その上扇ぐ姿に風情が感じられとても上品です。うちわだとカジュアルな印象が強くなりますが、扇子なら見た目も美しく、今後のビジネスシーンでも使えますよ。

冷却グッズを持ち歩く

冷却スプレーを噴射して、一時的に体温を下げる方法です。首の付け根、脇には頸動脈と言う太い血管があるため、これらの部分を重点的に冷やすことで体の熱が一気に冷めてクールダウンできます。

夏用のリクルートスーツを着用する

夏用のリクルートスーツの着用がおすすめです。スーツは秋冬用と春夏用の2パターンがあり、裏地や表面の素材がまったく違います。気温が上がって汗をかくことが増える夏場は、吸湿性や通気性、吸水速乾性にすぐれたスーツがオススメです。

夏の就活の服装(女性編)

笑顔の女性

夏の暑い時期に就活をしていると、化粧崩れや脇や襟元の汗染みを気にする方が多いのではないでしょうか?夏の暑さを少しでも和らげる、快適な服装をお教えします。

裏地なしの上着を選ぶ

夏用のスーツの中でも、背中に裏地が付いていないタイプがオススメです。背中の裏地がないので通気性が良く、汗をかいてもシミになりにくいという特徴があります。先ほど少しお話をしましたが、洗濯機で丸洗いできるウォッシャブルスーツなら、いつでも清潔な状態を保てますよ。

さらに、最近のスーツは、夏の紫外線から肌を守るUV加工が施された商品も数多く販売されています。折り畳み傘はかさばるので、日焼けが気になる方はUV加工のものを選ぶと良いでしょう。

インナーはキャミソールタイプ

ジャケットを脱いだ時に半袖のインナーが透けて見えた場合、あまり美しいとは言えません。企業の採用担当者に、不潔な印象を与えてしまう可能性があります。

インナーは、必ず白もしくはベージュを着用しましょう。この時に着るインナーもまた、冷感効果に優れた素材がおすすめです。汗をかいてもすぐに吸水してくれるので、不快な肌のベタつきを抑えられます。

ブラウスやシャツはポリエステル素材

基本的にブラウスやシャツの色は白で、素材はポリエステルがおすすめです。会場に向かうまでの間に腕まくりをしていると、シワがつきやすく跡が目立ってしまうもの。その点、ポリエステル素材であればシワやヨレに強いため、きれいな状態を維持できます。脇汗がきになる方は、汗脇パッドを使いましょう。

ちなみにシャツの長さですが、冒頭でもお話をした通り半袖や7分丈だとカジュアルな印象が前面に出てしまうので、就活用としてはふさわしくありません。もし、企業から「軽装でお越しください」とメールに書かれていた場合は、半袖でも可能なのかどうか問い合わせてみてもいいかもしれませんね。

夏の就活の服装(男性編)

メガネの男性

ドレスコードは「クールビズ」「軽装」と書かれていた場合、果たしてどんな服装が好ましいのでしょうか?

スーツの上着はポリエステル素材

着用するスーツの上着はポリエステル素材がオススメです。先ほどもお話をしましたが、会場に到着するまでは手に持ったり、腕に引っ掛けたりと持ち歩く人がほとんどではないでしょうか?

長時間持ったまま移動していると、腕や背中部分にシワができてしまいます。しかし、ポリエステル素材であれば、シワになりにくいのです。

しかも、洗濯機に放り込んでそのまま洗濯できるので手間いらず。これから暑さが増す夏に向けてスーツの購入を検討している方は、ポリエステル素材を選びましょう。

ワイシャツは白もしくは薄いストライプ

女性と同様に、ワイシャツの色は無難で当たり障りのない白が基本です。白は清潔感があり、夏の暑さを吹き飛ばすようなさわやかな印象を与えてくれます。加えて、汗染みが目立ちにくいというメリットもありますね。

面接や会社説明会では、水色、ピンクなどの派手な色合いや、ストライプや水玉といったデザイン性の高いものは避けましょう。就活中はおしゃれや個性は封印し、清潔感や真面目さを意識したいものです。

ネクタイは必須

クールビズを推奨している企業の中には、ノーネクタイという非常にカジュアルなスタイルで働いている社員が多くいます。しかし、就活生がノーネクタイで面接に訪れた場合、企業の人たちはどう思うでしょうか?

軽装とは言えいくらなんでも「カジュアル過ぎる」「社会人マナーがなっていない」と思われマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。そのため、ネクタイは必ず着用するようにしましょう。オススメは、ほのかに色がついた薄いピンクやブルーなど。さわやかで涼しげな印象を与えてくれます。

夏の就活中、汗のニオイを防ぐ方法

ポーズを決める女性

就活中、どうしてもニオイって気になってしまいませんか?スーツやネクタイの締め付け、ストッキングによって蒸れてしまいます。本来、汗のニオイは無臭ですが、蒸れて雑菌が繁殖するためニオイの原因となるのです。

この場合は、かいた汗をすぐに拭き取ることでニオイを和らげることができます。デオドラントシートをカバンの中に入れておき、駅構内や会場近くのコンビニで拭き取るなどしてニオイを防ぎましょう。

また、扇子で扇いだり、冷却スプレーを使用して一時的に体温を下げることで、通気性が良くなりニオイの緩和に役立ちますよ。

ニオイ対策におすすめなデオドラント(男性用)

それではここで少し、筆者がおすすめするデオドラントを男性用と女性用に分けてご紹介します。シュッとスプレー、サッと拭くだけで嫌なニオイも気にならなくなりますよ。

1.8×4メン

 

8×4|Amazon

やはり、デオドラントと言えば8×4ですよね。こちらのスプレーは、ジメッとした夏の暑さを吹き飛ばす爽快なつけ心地です。汗による嫌なニオイを長時間ブロックしてくれます。朝出かける前に脇にスプレーしておくと、汗を抑えられそうですね。

2.GATSBY

 

GATSBY|Amazon

ワイシャツの上からスプレーできる、衣類用のデオドラントスプレー。洋服を着たままスプレーできるから、染み付いた汗のニオイも丸ごと消臭してくれます。強冷ジェットスプレーで、火照った体を一気に冷却!汗のニオイが気になる脇、背中のほか、足にスプレーすれば足のニオイ予防にも効果アリ。

3.エージーデオ24

 

エージーデオ24|Amazon

白衣を着た女性でおなじみの「エージーデオ24」は、男の汗やあぶら、ニオイを徹底研究して開発された商品です。銀の力できついニオイも徹底的にブロック。ひんやり爽快、クールなつけ心地が長時間続きます。無香料だから、面接前にシュッとしても不快な印象を与えません。体臭に悩む人にぜひオススメ!

4.デ・オウ

 

デ・オウ|Amazon

指ですくって肌に直接塗り込むジェルタイプのデオドラントです。肌に直接なじませることにより、有効成分が肌の奥まで浸透します。ニオイのもととなる殺菌の繁殖をおさえて、嫌なニオイをブロックします。

5.ビオレ

 

ビオレ|Amazon

手を汚さず使える楽チンなロールオンタイプ。朝出かける前に脇に塗り込むだけで、ニオイ菌の殺菌効果が一日中続くからニオイ防止効果が抜群です!また、汗瞬間ドライパウダーの力で、汗による嫌なベタつきを抑えて一日中サラッサラ。清潔感を極めるなら、エチケットにもこだわりたいもの。

6.GATSBY

 

GATSBY|Amazon

歩き回って肌や顔がテッカテカ。そんな時は「GATSBY」のデオドラントシートでサッとひと拭きしましょう。クールで爽快な使い心地で、開いた毛穴をキュッと引き締め汗の分泌を抑えます。汗によるベタつきを抑えるパウダー配合だから、長時間サラサラお肌快適!

ニオイ対策におすすめなデオドラント(女性用)

1.Dove

 

Dove|Amazon

こちらの商品は、スプレーではなく肌に直接塗り込むロールオンタイプ。家を出る前に塗り込めば、なんと24時間もの間効き目が持続するのだそう。清潔感のあるほのかな香りは、まわりの人に爽やかな印象を与えてくれるはず。私は汗っかきなので、夏は毎年この商品にお世話になっています。

2.エージーデオ24

 

エージーデオ24|Amazon

汗の分泌を抑える汗取りパッド効果に優れています。汗脇パッドをつけるのはちょっと。。。っという方にぜひおすすめ!細かいパウダーが肌にピタッと吸着して、ニオイの元をブロックします。スプレーすると、24時間その効き目が持続するんです!汗をかきやすい夏場は、こまめにスプレーして無臭女子を目指しましょう!

3.レセナ

 

レセナ|Amazon

サラサラ感が1日中持続する、直塗りタイプのデオドラント。重量20gと非常に軽く持ち運びに便利だから、汗をかきやすい夏場はカバンの中に入れておくといいかも。香りが残りにくい無香料タイプです。私は以前このデオドラントを使っていました。出かける前にコロコロするだけで汗を抑えられ、色の濃いTシャツでも脇汗が全然目立ちませんよ!

4.デオナチュレ

 

デオナチュレ|Amazon

幅広い世代から絶大な支持を集めるこちらのデオドラントは、指で直接塗り込むクリームタイプ。指で直接塗り込むから、有効成分が肌にしっかりと吸着します。クリームと聞くとベタつくんじゃないかと心配になりますが、全然そんなことありません。驚くほどサラッとした肌触りで白浮きする心配もなし。

5.SEA BREEZE

 

SEA BREEZE|Amazon

拭き取りタイプのボディーシートです。動き回って汗ばんだ時、このシートでサッとひと拭きすれば嫌なベタつきも一気にサラッサラに。しかも、ひんやりしていて気持ちがよく、クールな清涼感が火照った体をクールダウンしてくれます。夏といえば、SEA BREEZEですよね。

6.Lavilin

 

Lavilin|Amazon

週に1度、ニオイが気になる脇、足に塗り込むと数日間、制汗効果が続きます。しかも、毛穴の奥まで有効成分がしっかり浸透するから、大量の汗をかいても効き目が薄れることはありません!また、主成分がハーブだから肌が弱い敏感肌の人でも安心して使えます。35〜40回分使えて、1個で6ヶ月以上も持つんですよ!

暑さ対策は万全にしておこう

暑さが続く夏場は、あちこち動き回らなければならない就活生にとって非常に大変な時期です。だからこそ、夏用スーツの着用や冷却スプレーを持ち歩くなどして、暑さ対策を万全にしておく必要があります。

移動中、夏バテや熱中症で倒れた、なんてことにならないよう、こまめに水分補給や日陰で涼むなどして夏の就活シーズンを乗り越えましょう!