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新しい就職先、家庭
なぜ契約結婚なのか、なぜ新しい就職先として家庭を選ぶのか。
それは、契約結婚は「需要と供給」が満たされた最高の仕事だからです。特にやりたいとも思ってない仕事を40年間やるより、「需要と供給」の満たされた仕事をする方が幸せ！
「逃げ恥」のせいで、そう洗脳（!）されてしまった私が、就職先に家庭を選ぼうとするのも無理のない話でしょう。
決して、みくり（新垣結衣）と平匡さん（星野源）の関係が羨ましいからではないですよ。
うっすらと孤独的なものを感じている2人が、ちょっとした問題を抱えているものの、平和にあったかーく良い感じになっていくから、なわけもなく。
結局「逃げ恥」最高すぎ、なーんて理由でもないんですよ。
それに「契約結婚をきっかけに、その相手と…」という下心は、、、。
私がしたいのは恋人探しではなく、お仕事探しです。これは就活です。新卒で私が雇用主と従業員という関係の契約結婚をするための就職活動です。契約結婚は最高の仕事なんですから！
内定直結！？契約結婚の必須スキル
しかし、「うへぇぇぇ、契約結婚したいぃぃぃ。」と思っても、簡単にできるものじゃないと思うのです。ここで、みくりを参考に内定を得るための必須条件を考えてみます！
家事ができる
まずは、家事ができなくては話になりません。COOKPADを使いこなせて、それなりに美味しい食事を作れる。家中をくまなく掃除でき、パンツ以外の洗濯ができる。それも毎日。
お弁当を渡すときに、「いってらっしゃい」を最高の笑顔で言えるなんてことも重要かもしれません。みくりのモノマネを習得しましょう。
給与以上の気遣いができる
これは、なかなか重要です。みくりが「プロの独身」・平匡さんの信頼を勝ち取ったのは、家事をきちんとしていることも理由でしょうが、この給与以上の気遣いができるのが最も大きかったように感じます。
給与以上の仕事をしてくれる人は信頼を勝ち得ます。他人と一緒に住むのですから、信頼関係はなおさら大切になってくるはずです。ちょっとした気遣いを、さりげなく、時に小賢しく（？）ちりばめましょう。
他人と一緒に住める
みくりと平匡さんは、マンションの一室に住んでいます。寝る部屋こそ別なものの、朝起きたときに、トイレに入ってるときに、化粧を落とした後に、他人が家にいるのです。神経質ではなくても、それなりに疲れるはずです。
意外に、この条件が一番厳しいかもしれません。でも、慣れてしまえば、リラックスできるのでしょうか。順応力に期待したいところです。
これらの条件を満たせれば、素敵な雇用主に内定を出してもらえるかもしれません。
でも、本気で就活している私としては、もっと広い視野で内定を得るための条件を考えたいのです。そこで、とりあえず仕事中の上司に聞いてみました。
「やっぱり一緒にいて苦じゃない人とか。一緒にいてイライラする人いるじゃん？UIも大事だよね。あとお互いの経済状況。ストレスフリーとか、信頼できるかどうかとか、親から承諾受けてるかとか。っていうか、結婚の条件となにが違うの。」
…現場からは以上です。
契約結婚の雇用主を探そう
さて、困りました。雇用主探しが一番大変です。
探しましょう、雇用主！醸しましょう、新卒感！
「雇用主のみなさん、隠れていないで出てきてくださーい！」と、叫んでも効果がなかったので、血眼でググりました。
「契約結婚 相手」
「契約結婚 相手探し」
「契約結婚 雇用主」
「契約結婚 するためには」
「契約結婚 したい」
あっ、つい願望が検索ウィンドウに、、、。
雇用主探しはなかなか困難を極めそうです。仕事や内定を得るというのは、やはり難しいですね。
ですが、素敵なお仕事に就くのを諦めるわけにはいきません。2つの方法で、雇用主をさがしましょう。
マッチングサービスを利用する
世の中には、たくさんのマッチングサイトがあります。「pairs」や「Omiai」は、Facebookを使って婚活・恋活ができます。しかし、私たちが探しているのはあくまで契約結婚の相手・雇用主です。そこで、おすすめしたいのが、あんしん組合の運営する「ＳＰマリッジサービス」。会費は多少かかりますが、「契約結婚」という言葉が出てくる珍しいサービスのようです。
「自分が望むオリジナルの結婚」をする手助けをしてくれる、ということは契約結婚も夢ではないかもしれません。本気で雇用主探しをしているなら、相談する価値はありそうです。
契約結婚をしたいと宣言しておく
正直、学生でお金はかけられないというならば、まず「宣言」するのはどうでしょうか。みくりと平匡さんの関係も、みくりが「就職という意味で結婚するのはどうですか？」と提案してみたことから始まりましたよね。
宣言しろと言われても、難しいですが、自分が傷つかない程度に伝えていくことはできるかもしれません。サークルで、バイト先で、インターン先で言いまくりましょう。
…なんてきれいごとで、そんな宣言は恥ずかしくてできません。やはり就活は大変ですね。
奇跡とか偶然とかが降ってきますように。最後は神頼み。
私が契約結婚を夢見たのは、「逃げ恥」が面白いせいで、契約結婚もとい「逃げ恥」に憧れた私がすべきことは、今週も「逃げ恥」を見ることにちがいありません。ですから、契約結婚の就活は一旦やめて、また今週も「逃げ恥」を観ます！
以上、「給与以上の気遣いができる」ようになるためインターンに奮闘中だけど、家事はできないし他人と暮らせないから、結局神に頼んでも絶望的なヒサコがお送りしました。（ちゃんと就活しよっと…）