企業からの印象が変わる! デキる就活生の電話の受け方

電話対応
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電話の受け方 電話対応で心証を下げないために

電話の受け方でその後の結果は変わるのか

就職活動と電話対応は切っても切れない関係です。面接の連絡から合否連絡まで、電話結果を知らされることも多いです。普段友人や家族としか、電話対応をしていない場合、いざかしこまった電話対応となると緊張しますよね。「自分の電話マナーが失礼にあたったら」と考えると確かに不安要素になります。電話対応で不採用になるのか、という疑問はあるかと思いますが、タメ口で話す、けんか腰で応対することがない限り、不採用に直接結びつくことは考えにくいです。

もちろん電話面接の場合は別ですが、面接連絡の場合、それによってその後の自分の評価にマイナス影響がでることは考えにくいです。理由としては、皆さんに電話連絡している時点で、意思決定は行われており、よっぽど無礼な対応を行わない限り、その場で不採用ということにはならないでしょう。

電話で好印象を残すことは重要ですから、はっきり受け答えをし、わからないことや不明瞭なことはしっかりその場で確認しましょう。電波が悪く、次回の面接日程について聞き取れなかったがとりあえず返事はした、ということは避けるようにしましょう。あいさつやお礼は丁寧にすることで電話応対の印象も大きく変わります。

不採用の電話への対応方法

不採用の電話対応は、経験することは企業対応として少ないですが、中には担当者やリクルーターから不採用に関する電話がかかってくることもあるようです。正直なところ、不採用の電話を頂いたときは何も考えれませんよね。

しかし、不採用であっても、電話通知をしてくれるということは企業の誠意の表れでもあり、それだけあなたへの期待値も高かったといえるでしょう。そのため、電話対応であっても腐らずに、しっかり選考についてのお礼をしましょう。もちろん不採用通知ですから、悔しい思いを皆さんはするでしょう。であるからこそ、次に生かすことが大事です。思い切って、どうして不採用なのか、面接やGDといった選考を通してのフィードバックについて質問することを筆者はおすすめします。転んでもただでは起きないという精神は就活でも重要な姿勢です。

ついに内定の電話が! そんなときの対応方法

念願である内定の電話をもらった際は、素直に「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。あなたの取り組みが評価されたわけですから、素直に喜んでよいでしょう。しかし、内定はこれからの社会人人生への切符ですから、浮かれるだけでなく今後の流れを確認することが重要です。内定承諾の締め切りや、今後のスケジュール、連絡手段をしっかりと確認しましょう。皆さんに、入社して欲しいという会社の意思表示が内定という形ですから、誠意のある対応は重要です。もし皆さんが、他社の選考を受けている場合、素直に事実を伝え、意思決定をいついつまで待ってくださいと伝えることも必要です。中には、正直に言う必要はないという学生さんもいらっしゃいますが、嘘をついたせいで後から連絡が取りづらいということは避けるべきですので、筆者個人としてはすべて正直に伝えることをおすすめします。

どんな電話対応(発信、受信)をすべき?

では実際に企業の方とどのように電話を受信、発信すればいいのでしょうか? 受信の場合は非通知で電話がくることもありますので、気を抜かずに無礼のない電話の取り方をしましょう。通常通り。「もしもし、○○ですが」といった初動対応で十分でしょう。そのご企業の方が名乗られた場合、「お世話になっております。ご連絡ありがとうございます。」と対応することがベターです。しかし、実際には受信より発信の際に戸惑う就活生のほうが多いのではないでしょうか?

皆さんが企業に発信する場合は。「もしもし。○○大学の△△と申しますが、□□の件についてお伺いしたくご連絡しました」と伝えるとよいでしょう。かならず例の通り話す必要はありませんが、ゆっくり、ご自身の名前を伝えることが重要です。フルネームについては最初から伝える必要はないでしょう。しっかり自分の名字と所属について伝えることが最重です。その後、要件によっては人事担当の方につないでいただけますので、その際にもう一度上述の文章を繰り返し、伝えるとよいでしょう。