英語ができれば就職に有利? 試験や資格などを紹介!

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英語力は就職活動で必要なのか

英語力は就職活動で必要なのかということは多くの大学生が疑問を持っているところでしょう。就職活動のプロセスを考えると全く必要ないとは言えません。就職活動の中にはWebテストや筆記試験といった学力テストが常について回ります。そこでは英語の試験を課している企業も多いです。その試験で英語が足を引っ張らないよう、大学受験のような基礎的な英語力は必要と言えるでしょう。

英語を話せる必要はありませんが、あくまで知識として英語を理解している必要はあります。その点から、就職に英語力は必要と言えるでしょう。筆記試験では、長文読解といった問題は特殊な英語試験を用いている場合以外はありませんので、文法や単語の意味といった基礎的な知識を固めておきましょう。具体的にここまでの英語力が必要とくくるのは難しいので、書店の就職活動コーナーにて筆記・Web試験対策のための英語学習本を一冊持っておくとよいでしょう

一般的には、ここまでの対策で英語についてのカバーはできるかと思います。しかし、例えば商社、外資系企業や投資銀行といった企業では、英語力を選考の段階から求められます。このような企業を受験する場合は、周りの学生もハイレベルですし、試験対策を行っている学生も多いです。その場合はTOEIC受験といった英語力証明をもって、選考に臨みましょう。その勉強過程で英語力も付きますし、選考に必要な英語力も養われてくるでしょう。

就職に役立つ英語関連の資格・試験を紹介

英語能力証明といえばこれ!TOEIC

「あなたの英語力はどのくらいですか?」と聞かれたときに初級、中級、上級で応答するといったことはまずありません。具体的に数字を求められることが多いのが英語能力です。就職活動においては、個別に英語力を図る機会も多く設けることができませんし、具体的な数字なしでは英語力について証明することは難しいですし、説得力にもかけます。そのようなときに役立つ英語能力証明・資格と言えば、やはりTOEICが代表的です。具体的にTOEIC何点という指標によってあなたの英語力を指標化することができます。これによって英語能力が客観的に測られることで、初級レベルなのか、中級レベルなのか、はたまた上級レベルなのかという判断がなせるわけです。多くの企業が730点を目安としているので、まずは730点を目指してTOEICを受験しましょう

TOEICだけじゃない! 就活で有利な英語能力試験たち

しかし、TOEICだけが英語の能力証明ではありません。ほかによく知られたものとしては、英検があるでしょう。こちらも日本ではメジャーな資格ですので、就職活動の際にも2級以上でしたらアピール材料として用いることも可能です。また留学に使用されるTOEFL ibtIELTSもあなたの英語力を証明する有効な手段であると言えます。こちらの英語力試験に関してはスピーキングとライティングが含まれているので、高スコアであればぜひアピール材料として使いましょう。

英語力を活かせる職種とは

留学を終えて英語を使った仕事をしたいと考えだす学生も多いでしょう。注意点として、1年目から英語を使って働きだすことは海外赴任でもしない限り厳しいです。しかし、入社3年目といった仕事を覚えた時期から海外営業や海外赴任のチャンスで英語を活かす訪れるはずです。総合商社や専門商社は国際的なビジネスをするので、英語を使った取引をする機会が多いでしょう。また旅行会社や航空会社といったサービス業界でも語学力を生かす機会はあります。意外かもしれませんが、大手ゼネコンやメーカーといった企業のほうが、海外に支社を持っているケースが多いため、英語を使う機会はよくあります。英語を仕事にするのではなく、将来的に英語で仕事をすることを考えることをおすすめします。

高いTOEICスコアが就職を保証するわけではない

ここまで英語力がいかに就職活動で有利に働くか、またその有用性を述べてきました。しかし、高い英語力が就職活動の成功を保証してくれるわけではありません。もちろん英語力は加点要素ですから、あるに越したことはありません。しかし、英語は学生の皆さんのすべての能力を証明するわけではありません。企業は学業、社会的経験(アルバイト・ボランティア)、人柄を総合的に判断し、採用へとつなげていきます。高い英語力があるから就職活動は楽勝だという考え方は間違ってもしないでくださいね