何者なのか分からない自分を救うたった1つの方法とは?

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社会人というスタートラインに立ってみる

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実は私も以前、あなたと同じようなことを考えていた時期がありました。将来の目標なんてなにもありませんでした。ただ漠然と興味があった出版社のインターンに参加してみたんです。もともと文章を書くのが好きだった、という本当に単純な理由で。

現場には、ライターをはじめ、編集者、デザイナーなど、色んなスキルや才能を持った個性的な人たちがばかり。そこにいる大人たちはみんな本気で働いていて、ペーペーだった私はたくさん怒られて、がむしゃらに頑張って、そこで「お金を稼ぐ」ということがどういうことなのか、たくさん教えてもらいました。

そして、数ヶ月に渡るインターンが終わったとき、つい最近まで抱えていた自分の将来への不安は、本当に小さなものに変わっていました。これだけ頑張れるんだ、という自信や、うちの会社に来ない?と声をかけてもらえたことが、私をそれまでよりもずっと強くしてくれたんです。一歩踏み出すその勇気こそが、自分自身の成長へとつながるのではないでしょうか?

比べてもいい。でもポジティブに。

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インターン以外にも、一歩を踏み出す場所はたくさんあります。あなたが一番興味のあることにトライしてみてはどうでしょうか。もしあなたに「これだ!」というものがないのであれば、私はインターンをおすすめします。

なぜなら、社会人と接することで学べるものがたくさんあるから。多くの人があなたにアドバイスをくれたり、叱咤激励してくれるはずです。

日本では20年以上前から、インターンシップ制度を取り入れています。インターンシップを取り入れている企業は年々増えていて、不動産やアパレル、IT、広告、出版社など業種はさまざま。あんまり興味はなかったけれど、現場に行ってみたら意外とおもしろそうだった、なんてことがあるはずです。なんでもやってみなくちゃわかりません。

自分の価値って一体なんだろう、誰にも認めてもらえない自分て何なんだろうと、ネガティブになっているのだとしたら。ちょっとだけ興味あるかも、と思う業界のインターンシップにぜひ参加してみてください!

よく「人は人、自分は自分」と言いますよね。頭ではわかってはいても、何かちょっとうまくいかないことがあるだけで、すぐに誰かと比べてしまう。でも、これってどうしようもないことなんですよね。他人と自分が違って当然なんだからポジティブに比べてみましょう!

「じゃあ、自分には何ができるのかな!」「自分の強みは何だろうな」って。そうすればきっと、何者か分からない自分を追いかける日々とはさよならできるはずです。