暇を持て余した大学生におすすめしたい休日の過ごし方12選!

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今日はお休み!でもすることがない……。

スマホを眺める女性

某メディアが大学生の年間の休日について調査したところ、大学生の年間の休日日数は通算で約200日という結果が出ています。ちなみにこれには、GWや夏休み、冬休み、春休みなども含まれています。

つまり、1年365日あるうちの半分以上が休日ということになります。最初はありがたかった休日もここまで多いとだんだんやることがなくなってくる……そんな贅沢な悩みを持つ学生のあなたのために、有意義な休みの日の過ごし方についてご紹介します。

大学生の休日は年間200日!?

キャンパスライフ

冒頭でもお話した通り、1年間でおよそ200日間もの休日があるため「休みが多すぎて暇」と感じてしまう学生は多くいます。そう感じてしまう原因の大半は「サークルやゼミに入っていない」「バイトはしているけど出勤頻度が少ない」ということにあるようです。

(1)サークルやゼミに入っていない

サークルやゼミに入っていないと、どうしても暇な時間が増えます。毎日サークルやゼミの活動があるわけではありませんが、コミュニティに属することで新しくできた友達や先輩と遊ぶ機会も自然と多くなりますよね。

また、サークルやゼミに入っていれば長期の休みに合宿がおこなわれたり、飲み会がおこなわれたりと、予定が自然と埋まっていきます。その反面サークルやゼミに入っておらず、クラスにしか友達がいない学生は交友関係が狭まり、休日の度に出かけている友達と自分を比べて「やることがなくて暇」と感じてしまうのです。

(2)バイトはしているけど出勤頻度が少ない

バイトはしているけれど、シフトの回数が少なくて暇に感じてしまう、というパターン。アルバイト先に学生が多い場合は、それぞれの希望の出勤日や時間帯がかぶることがよくあり、なかなか希望通りにシフトを入れてもらえず、暇な時間ができてしまうのです。

有意義な休日の過ごし方

サングラス

1.アルバイトを掛け持ちする

とにかくお金を稼ぎたいと思っている学生にとって、休日は絶好のチャンスです。もし、バイトをしているけれどシフトを削られて悶々としているのであれば、いくつかバイトを掛け持ちしてみることをおすすめします。

例えば、1つ目は飲食店などの接客業、2つ目は家庭教師や塾講師などの教育関連のバイト、といったように体力を必要とする仕事とそうでない仕事でうまく組み合わせてみましょう。

そうすれば休日を有意義に使って稼ぐことができ、かつ疲れすぎずに学業に励むことができます。また、短期間で稼げるイベントやテーマパークでの単発バイトを合間に入れると、マンネリ化を防いで楽しく働けますよ。

2.スポーツで汗を流す

太陽とひまわり

自宅近くにある公園やジムに通って体を動かし、汗を流す、という過ごし方です。休みの日に家でずっとゴロゴロしていると、体がなまって運動不足になってしまいます。

また、どうしても時間が経つのが遅く感じてしまい、気分も滅入ってしまう可能性があります。そんなときは外に出て体を動かすだけで気持ちをリフレッシュできますよ。

3.部屋の掃除をする

平日は時間がなくてなかなか掃除ができていない場所も、休日であれば時間をかけてていねいに掃除できます。

本棚やクローゼットなど、部屋の中がスッキリ片付いているだけで、気分がリセットされて前向きな気持ちになれるものです。年末の大掃除とまではいかないにせよ、丸一日使って掃除をしてみる、というのもアリです。

4.サイクリングに行く

自転車

アウトドア派の人におすすめです。遠い場所に行くとき、電車ではなくあえて自転車で行ってみるという方法。多少時間がかかったり、道に迷ったりすることもあるかもしれませんが、そういった冒険も時間がある休日だからこそできるもの。

行った先で思いがけない出来事に遭遇したり、出会いがあったりと、刺激を味わえるはずです。体力を使って移りゆく景色を楽しみながら、自然を満喫してみるのもおすすめです。

5.語学の勉強をする

就活の時期に入ってから「英語の勉強をしておけばよかった!」「中国語が話せたらなぁ」などと、後悔してしまう学生の話をよく耳にします。

語学学校に通うという方法もありますが、せっかく時間があるなら、教材を買って図書館やカフェでゆっくりと勉強してみるのはどうでしょうか。

6.資格を取得する

手紙を書く女性

TOEICやMOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)、秘書検定など、就職に役立つ資格の取得に励むという過ごし方です。将来やりたいことと直接的には関係なかったとしても、大学生のうちにいろいろと資格をとっておくことは決して無駄にはなりません。

インプットがなければアウトプットはできないので、休みのうちに知識を増やしておくと今後必ず役に立ちますよ。

7.博物館や美術館に行く

学生証を見せて学割を利用すれば、美術館や博物館のチケットが一般価格から大きく割引されます。また学割はもちろん、学生限定グッズや学生を対象としたさまざまな特典が用意されていることも多く、まさに学生ならではの特権と言えるでしょう。

何もすることがない、と思ったときは、博物館や美術館で芸術に触れてみる、というのもオススメの過ごし方です。展示物からインスパイアされることなど、自分を見つめ直すきっかけにもなりますよ。

8.映画鑑賞をする

考える女性

ひたすら映画鑑賞をし続けるという方法です。一度にたくさんの映画を鑑賞できるのも、時間があるときだからこそできること。

ちなみに、私は休日になるともっぱら、休みの前日にまとめてDVDをレンタルしておいて、お菓子を食べながら寝転がって映画を観る、という生活を送っていました。

9.読書をする

読書と言っても家でひたすら本を読み漁る、というわけではなく、本屋さん併設のカフェや図書館など、場所を変えて読んでみるというもの。

自分の部屋でしっとり読むのも良いけれど、公園や海辺など自然を感じながらのんびり読書をするのもオススメです。好きな作家の小説を読んでその世界に浸るもよし、自己啓発本を読んでモチベーションをアップするもよし、ビジネス書を読んでレベルアップするもよし。さまざまなジャンルの本を読んで勉強する、というのもいいものですよ。

10.ドライブやツーリングに出かける

自動車やバイクの免許を持っているのであれば、少し遠くまでドライブやツーリングに出かけてみるのもオススメです。免許を持っていない場合は、合宿免許に参加して短期間で免許を取るという選択肢も。

また合宿免許は教習所に通うよりも安い金額で取得できるので、夏休みや春休みなどのまとまった休みを利用して免許をゲットした後は、実際にレンタカーを借りるなどして早速運転を楽しむところまでやってみましょう!

11.副業をはじめてみる

考える男性

最近は、FXや株式投資、アフィリエイト、スマホアプリなどを利用して副業をしている学生が増えています。

どれも自宅やカフェなど、ネット環境が整っている場所であればすぐにはじめることが可能です。マネーリテラシーを身につけることができるので、売上や予算管理など数字に強くなり、就職したあとに役立ちますよ!

12.プログラミングを学んでみる

文部科学省より、2020年から小学校での「プログラミング教育の必修化」を検討するとの発表がありました。WebエンジニアをはじめとするIT人材の不足が叫ばれている昨今、プログラマーは大学生から注目されている職種のひとつでもあります。

業界的に需要があり、供給が追いついていないため、休みをうまく使ってプログラミングスキルを身につけておくと、就活でも必ず役に立ちます。

避けた方がいい休みの日の過ごし方

雨粒

上では、将来のスキルアップや自己成長につながる有意義な休みの日の過ごし方についてご紹介しました。いくら暇すぎると言っても、ただ単に時間が過ぎていくのを待つだけではあまりにも勿体ないと思いませんか?というわけで、おすすめしたくない、非生産的な休日の過ごし方をご紹介します。

SNSを見まくる

SNS疲れと言って、自分の投稿への反応が気になったり、友達のリア充な投稿に嫉妬してしまったりと、SNSによって気疲れしてしまう人が増えています。休みの間中ずっと、SNSににかじりついていると、メンタルはもちろん時間もどんどん消耗してしまいます。

手が空いたときにチェックするのであれば「へぇ、そうなんだ」くらいで済みますが、習慣的になってしまうと「孤独」を感じてしまうことも。そのため、スマホにかじりついてのSNSチェックは避けた方がいいかもしれません。

YouTubeを見続ける

悩む男性

小一時間ばかり嗜む程度であれば、最高の暇つぶしと言っても過言ではありません。アイデアが閃いたり、動物の動画を観て癒されたりと、私も日頃からお世話になっています。

ですが、これを日課にしてしまうと寝食も忘れてのめり込んでしまう……という中毒性もあります。何事もほどほどにとどめておくことが大切です。

ゲームをしまくる

電車での移動中やちょっとした空き時間にするのであれば、良い暇つぶしになるでしょう。けれど、1日中スマホにかじりついてゲームに熱中していると、ついつい課金して無駄遣いをしてしまったり、課題やレポートなどのやるべきことを後回しにしてしまいがち。

また、ストレス解消にはなるかもしれませんが、熱中しすぎるとあっという間に時間がすぎてしまうので、あまり有意義な休日の過ごし方とは言えないでしょう。

程よく遊んで、程よくスキルアップしよう!

冒頭でも触れたように、年間約200日と休みがとても多い大学生活。休みが多いからこそ、休日をいかに有意義に過ごすのかが大切です。「休みの日は暇すぎてすることがない」とならないように、事前に計画を立ててみるも良し。あえて思いつきで行動してみるも良し。せっかくたくさんある時間を無駄にしてしまわないよう、いろいろなことにチャレンジする時間にあててみてはいかがでしょうか?

【編集:岡冨 りさ】