居酒屋ってチェーンと個人で何か違うの? そんな疑問にお答えします!

居酒屋 バイト
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チェーン居酒屋は雰囲気で選ぼう

居酒屋でバイトをする際の選択肢として、チェーンの居酒屋を考える人が多いはず。そこでまずは、チェーン居酒屋でバイトするなら、どのお店がおすすめなのか、お店によって違いがあるのかについて書いていきます。

結論から言うと、チェーンの居酒屋でバイトの業務内容にはほとんど違いはありません。もちろんお店ごとにメニューや価格帯に違いはありますが、ホールやキッチンの仕事内容が大きく異なることはありません。そして基本的に、どのチェーン店でも業務マニュアルが用意されているので、仕事を覚えるのも難しくないですよ。

ただ、そんなチェーンの居酒屋でもお店によってかなり異なってくるのが、店内の雰囲気です。もう少し詳しく言うと、客層がチェーンごとにかなり違います。たとえば、料理やドリンクが280円均一など価格帯が安いお店では、学生や若いお客様が多くなり、店内がワイワイした賑やかな雰囲気になります。またメニューが野菜中心のお店では女性客が多くなり、比較的落ちついた雰囲気になるでしょう。

このように、チェーン店では業務内容に差はあまりないものの、店内の雰囲気はお店ごとにかなり異なります。そしてチェーンの居酒屋でバイトをする場合は、この雰囲気を重視してバイト先を選びましょう。ワイワイとした賑やかな雰囲気で仕事をしたいなら、客層が若めのお店、落ちついて仕事がしたいなら価格帯が高めのチェーン店など、一度お店に足を運んで、店内の雰囲気を確かめてみるのがおすすめですよ。

個人経営店は仕事が幅広い

次に、チェーン店と個人経営の居酒屋ではバイトの業務内容にどんな違いがあるのか説明していきます。大雑把にいうと、「チェーン店では仕事がある程度分担されている」「個人店では一人が担当する仕事が幅広い」という特徴があります

前提として、チェーン店でも個人経営店でも、ホールとキッチンの仕事自体に違いはほとんどありません。ホールは注文をとったり料理を運んだりする接客業、キッチンは料理やドリンクをつくるといった調理が主な仕事です。

ではチェーン店と個人経営では何が違うのかというと、バイト一人が担当する仕事の幅広さです。

まずチェーン店では、お店が大きくバイトの人数も多いことが基本なので、ある程度各自の仕事が分担されています。ホールでは注文をとる担当と料理を運ぶ担当、キッチンでは揚げ物担当とドリンクの担当、といった分け方がされています。

逆に個人店ではスタッフの人数が最低限なことが多いので、ホールがドリンクをつくったり、キッチンが会計をすることがあるなど、一人が担当する仕事が幅広くなります

このようにチェーン店と個人店では仕事内容に違いがあり、自分の性格や向き・不向きを考えてバイト先を選ぶことが必要です。決まった仕事を忠実にこなしていくのが得意ならチェーン店、自分で状況を判断し、機転をきかすことができるなら個人経営の居酒屋が向いているでしょう。

居酒屋バイトなら個人経営がおすすめ

では最後に、チェーン店と個人経営店の違いやメリット・デメリットについてもう少し詳しく書いていきます。

まずチェーン店では、シフトの融通が効きやすいです。バイトの人数自体も多く、一人一人のバイトスタイルも様々なので、各自のシフト希望を柔軟に受け入れることが可能です。逆に個人経営店ではバイトの人数が少ないので、急にシフトを減らさなくてはならない場合でも、なかなかシフトの変更が難しいでしょう。

次に個人経営店のメリットとしては、お店が小さいので比較的落ちついて仕事ができることが挙げられます。チェーン店では一度にたくさんのお客様を相手にしなければいけませんが、個人店では規模が小さいので、一組一組のお客様に落ちついて、丁寧なサービスを提供できるでしょう。

そして居酒屋でバイトをするなら、個人店がおすすめです。その理由としては先ほど書いた「落ちついて仕事ができる」の他に、スタッフ同士の距離が近いのでアットホームな雰囲気で仕事ができるという点です。チェーン店ではスタッフが多く入れ替わりも激しいため、どうしても人間関係を築いていくのが難しい。その点、個人店ではアットホームな雰囲気の中で仕事をすることができますよ。