長期インターンはどのくらい出勤するのか。週1,2出勤の実態について

通勤中のサラリーマンたち
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長期インターンの出勤頻度・時間とは

まず長期インターンの出勤頻度と、その時間の平均について見ていきましょう。

長期インターンの出勤頻度は週3日以上が平均で、出勤時間は1日5時間以上が平均になっています。

これ以上少ない出勤頻度や出勤時間ですと参加するのはなかなか難しい場合も多いのですが、これよりも多い場合は歓迎される可能性が高いです。

また、出勤の時間帯は基本的に平日の9時〜19時の間であることがほとんどです。
ただしベンチャー企業などでは、土日出勤や夜遅くまで働いている社員が多く、出勤時間や曜日に融通が効くことが多いのが特徴です。

長期インターンの募集要項には、この出勤頻度と出勤時間についての記載がある場合がほとんどですが、その出勤頻度と時間での参加が難しければ一度企業へ連絡を取り、相談をしてみましょう。
学生側のスケジュールに合わせてくれる企業も少なくありません。例えば、テスト期間中は出勤頻度と時間を少なくするといった配慮をしてくれる企業もあるのです。

また、長期インターンに参加する職種によっては在宅での勤務も可という企業もあります。
ですが、在宅でのインターンは会社に属して働くという意味合いが薄く、得られる経験が少なく、成長スピードが遅くなってしまうデメリットがありますので、あまりおすすめできません。

土日出勤はない? 長期インターンと学業の両立とは

長期インターンを受け入れる企業も基本的には平日が営業日、土日が休みという企業が多いです。ですので、出勤曜日は平日に限られてくる場合が多いでしょう。

ただ、創業間もなく社員の人数が少ない様なベンチャー企業は土日出勤も可能な場合もありますが、かなり少数派であることは間違いありません。

とはいえ、先ほど書いたように平日のいつ出勤するかといった出勤日や、その時間については企業側が対応してくれることも多いので、必ず相談してみるようにしましょう。
長期インターンは参加する期間が長いので、自分が学業やアルバイトと両立しても無理なく続けていけるようにスケジュールを組みましょう。

また、上記通り在宅での出勤を認めている企業もあります。
例えば、火曜日だけ出社して、土日のどちらかで在宅にて業務を行うといったことが可能な場合があるのです。
ただし、上記通り在宅での長期インターンはデメリットが多いため、あまりおすすめはできません。

週1〜週2日のメリットデメリット、週3日以上のメリットデメリット

週3日以上のインターンが平均なのですが、中には週1〜週2日の出勤で大丈夫な企業もあります。
例えば、基本は週1、2日の出勤だとしても、インターンに参加して間もない時期(1〜2週間)は、週3日以上の出勤が必須となる場合もあります。
また、職種で言えば営業職の場合は顧客との接点の多い職種のため、週3日以上の出勤が義務化されている場合もあります。

では、長期インターン先を選ぶとき、どちらの長期インターンを選べば良いのでしょうか。
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

  • 週1〜週2日の長期インターンに参加するメリット
  • 出勤頻度が少ないため、学業やアルバイトとの両立が比較的容易である部分がメリットとしてあげられるでしょう。

  • 週1〜週2日の長期インターンに参加するデメリット
  • 当然ですが、出勤する頻度が少ないため、週3日以上のインターンに比べて得られるスキルや経験に差が出てしまいます。
    出勤頻度が少ないために得られるスキルや経験が少なくなってしまうのです。

    また、出勤頻度が少ないということは、任せられる仕事の量も少なくなるということです。
    任せられる仕事が少なければ、その分その仕事を通じて得られるスキルや仕事の量が少なくなるのです。

  • 週3日以上の長期インターンに参加するメリット
  • 週3日以上の頻度で長期インターンに参加することができれば、その分長期インターン先から任せてもらえる仕事の量は増えます。
    なかには、社員とほぼ同じような業務を任せてもらえる企業もあります。

    任せてもらえる仕事の量が増えるということは得られるスキルや経験の量も増えるので、スキルや経験を多く得たいという場合は、週3日以上の長期インターンに参加するべきだと言えるでしょう。

  • 週3日以上の長期インターンに参加するデメリット
  • 土日出勤や在宅勤務をうまく取り入れられれば良いのですが、平日だけで週3日以上出勤をする必要がある場合は、学生の本分である学業やその他のアルバイトとの両立がかなり難しくなると考えて良いでしょう。

    長期インターンともなると、かなり長い期間そのスケジュールで進行していくことになるので、無理をしながら参加してしまうと、体調管理が難しくなってしまうなどのデメリットがあります。
    週3日以上の長期インターンに参加する際は、一週間や一ヶ月だけでなく、長期間に渡ってそのスケジュールでの参加が可能なのか、十分に検討してから参加するようにしましょう。

週1〜週2日出勤の長期インターンの罠

週1〜週2日の長期インターンは、上記通り学業やアルバイトなどとの両立がしやすいメリットがあるのですが、会社への出勤は週1〜週2日で良いのですが、在宅でこなさなければならない仕事が大量にあるなどといった企業も存在します。

また、週1〜週2日の長期インターンの場合、アルバイトとほぼ変わらない雑務しか任せてもらえない場合なども多く、長期インターンに参加する意味がなくなってしまう場合があります。

そういったリスクを考えれば、週3日以上の長期インターンを探す方が将来の為になることは間違いありません。
週3日以上の長期インターンでも、企業によっては融通をきかせてくれる企業も多いので、まずは週3日以上の長期インターンを探してみるのはいかがでしょうか。