声が小さい…。バイトで困ったときに対処する接客方法

バイト声出し
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居酒屋・コンビニバイトでは声の大きさが大事

まず最初に書いておきますが、居酒屋やコンビニなどの接客をするバイトの場合、どうしても大きな声を出す必要はあります。「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」などの言葉を小さな声で言ってしまっては、お客さんに不快な思いをさせてしまったり、お店自体の評判が落ちてしまうこともあり得るからです。

特に居酒屋やレストランなど飲食のバイトでは、ホールからキッチンに注文を通したり、バイト同士でコミュニケーションを取る場合も多いですよね。そのときに大きな声を出せないと、バイト同士のスムーズな連携が取れなかったり、伝達ミスでオーダーが通らない恐れもあります。そのような不用意なミスを防ぐためにも、居酒屋やコンビニのバイトでは「声を出すことは基本」だと、まずは認識しておく必要があります。

ただ、だからといって「私は声が小さいから居酒屋やコンビニでバイトはできない」と思う必要はありません。なぜかというと、声の大きさは慣れによるところが大きいから。

最初は誰でも緊張して、大きな声を出すのは恥ずかしいし難しい。でもバイトに慣れてくると、気持ちにゆとりも持てて、声もだんだん大きく出せるようになってきます。

また、「声が小さいからバイトをクビになる」ということも基本的にありません。「声が小さいからバイトができないかもしれない…」と悲観的に考えるのではなく、「少しずつ慣れていこう」という姿勢でバイトに臨むことが大切です。

笑顔を心がけると声は大きくなる

では次に、どうやったらバイトで声を大きく出せるのか、そのコツを書いていきます。

ここで一番有効なのは、声を出すときに笑顔を心がけること。居酒屋やコンビニといったバイトでは、「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」など、お客さん相手に大きな声を出す場合がほとんどですよね。

そのように大きな声を出すときには、必ず笑顔を心がけましょう。これにより、口角が上がって口が大きく開きます。

声が小さい、なかなか大きな声が出せない理由の一つに、「そもそも口が開いていない」ことが挙げられます。そして口を開けずに何かを話そうとしても、なかなか明るい表情にはなりません。

でも接客のバイトにおいて、明るい表情というのは絶対に必要なもの。お客さんを気持ちよくするためにも、この「表情」というのはとても大事ですよね。

それなら、まずは「明るい笑顔を心がける」ことから始めてみましょう。笑顔で話すことで口角が上がり、口が大きく開く。結果として、大きな声を自然に出せるようになっているはずですよ。

声が小さくてもできるバイトはある

ここまで、バイトで大きな声を出すコツについて書いてきました。でも、「どうしても声が出せない…」「接客のバイトがつらい…」という人もいるでしょう。そんな人は、声を出す必要のない、接客以外のバイトを探してみるのも一つの手です

「声を出すのは苦手だけど、体を動かすバイトは大丈夫」という人なら、ライブイベントなどの設営バイトはどうでしょう。仕事自体は体力勝負でしんどいですが、お客さん相手に「いらっしゃいませ」などを言う必要はありません。

また「静かな環境でバイトがしたい」という人なら、データ入力のバイトがおすすめ。エクセルやワードなど、ある程度パソコン操作に慣れている人なら、座って作業もできるデータ入力の仕事がぴったりです。時給がいい場合も多いので、一度バイト求人誌で探してみてください。

またバイト以外の選択肢として、有給のインターンも候補に加えてみてはいかがでしょうか。実際に企業の中で仕事を経験しながら、それに応じた給料をもらうことができます。あいさつをするなど社会人として最低限のマナーは必要ですが、大きな声を出さなくても仕事ができます。就職前に自分の働き方を考えることもできて、いい経験になるはずです。