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インターンが決まった!持ち物はどうしよう
実際に出勤してから「あ、忘れ物した、、、」なんてことがないようにするには、事前の準備が大切です。
就職活動の一貫とは言え、会社に行けばあなたは社会の一員だとみなされます。
いち社会人として恥ずかしい思いをしないためにも、インターンとしての初出勤日を迎える前に、きちんと必要なものは準備しておきましょう。
でも、一体何を用意すればいいのかわからないという人に向けて、最低限準備しておくべき持ち物を詳しくご紹介します。
インターンに参加するときの持ち物
カバン
もし職場の服装に細かな規定がなく私服OKの場合、派手な色使いのものは避けて黒系のカバンを選びましょう。リュックやトートバッグはカジュアルすぎて、ビジネスとしてはふさわしくありません。
反対にスーツの場合も同様に、黒やこげ茶のビジネスカバンがベスト。出勤初日は重要書類や資料を持ち帰るケースが多いので、A4サイズの書類が入る大きさであるとなお良しです。
応募書類の控え
万が一に備えて、出勤初日のみ応募書類(エントリーシート)のコピーは持っていた方がいいでしょう。企業によっては提出を求める場合があるからです。
メモ帳、ボールペン
メモ帳とボールペンの持参に関しては、基本中の基本。入社したては覚えることがたくさんありメモをとる機会が多いため、メモ帳は手のひらサイズのものがおすすめです。バッグから取り出しやすく持ち運びも便利ですよ。
ボールペンはキャラクターものは避け、極力シンプルなものを選びましょう。メモ帳、ボールペン両方ともコンビニで売っているものでOK。
ハンカチ、テッシュ
営業の場合は、先輩営業マンの外回りに同行して汗をかくこともあるはずです。そんな時にサッとハンカチを取り出すだけで、「清潔感がある」と好印象を持ってもらえます。使うハンカチはきちんとアイロンをかけておきましょう。
また、鼻をかむ時や何か飲み物をこぼしてスーツを汚してしまった時、すぐに拭けるようにティッシュも忘れずに持っておくといいですよ。
会社に持参するように言われたもの
各企業・業種によって様々ですが、マイナンバーや顔写真付きの身分証明書、印鑑、給与支払い先銀行口座の控えもしくは通帳、住民票などを持参するよう事前に指示があります。
出勤したらまず契約書の手続きや同意書へのサインなどがあるため、忘れ物がないよう会社から指示があったものは一番始めに準備しておきましょう。
腕時計
勤務中、スマートホンを見れないケースを想定しておきましょう。もし商談や打ち合わせに同行していた場合、クライアントの前でスマートホンで時間を確認するわけにはいきませんよね。
最近はスマートホンを時計代わりにするのが当たり前のようになっていますが、インターンと言えどもビジネスです。仕事をしている以上社会人として最低限のマナーを守る上でも、腕時計は必須アイテムのひとつと言えます。
学生証
学生証はあなたの身分を証明してくれるものです。もし社外の人に挨拶する機会があった場合、名刺がなくても顔写真と在籍している大学名が書かれた学生証を見せれば、相手に名前を覚えてもらえる確率も高くなるんです。
保険証や免許証
出勤途中や勤務中に何が起こるかわかりません。もしもの場合に備えて、保険証は財布の中に入れておきましょう。また、保険証や免許証があれば身分証明書としても使えるため、持っていて損はありません。
予備のストッキング
女性の場合は、予備のストッキングは必ず持っていた方がいいでしょう。せっかくスーツで身なりが整っていても、カバンの角や椅子に引っ掛けてストッキングが伝線していると、だらしがないと思われてしまうことも。
予備のストッキングがあれば、たとえ伝線したとしても休憩時にサッとはき替えられますよ。また、メイク道具や生理用品を準備しておくといいかもしれません。
頭痛薬
健康にいくら自信がある人でも、馴れるまでは緊張からくる疲れで体調を崩してしまう場合があります。
飲み慣れている頭痛薬を持っておけば、もし体調が優れない時でも安心ですよね。また、胃腸が弱い場合は水なしでも飲める胃薬を用意しておいてもいいかもしれません。
現金は多めに
出勤初日は同時期に入社したインターンや先輩たちから、ランチもしくは飲みに誘われることも考えられます。割り勘になるか奢りになるかは分からないため、現金はいつもより少し多めに持っておくといいですよ。
また、電車の遅延で出社がギリギリでタクシーを使う場合があるかもしれません。あらゆる事態を想定して、先手先手で準備しておきましょう。
持っておきたい持ち物
続いては、必須ではありませんが持っておくと便利な持ち物をご紹介します。
折りたたみ傘
カバンの中に折りたたみ傘を入れておけば、突然降り出した雨でも安心です。
予報は晴れでも、急な土砂降りの雨に見舞われることもあるでしょう。出社した時にスーツがびしょ濡れではみっともないうえ、体が冷えて体調を崩してしまう場合があります。
ハンコ
出勤初日に契約書の記入や同意書へのサインなど、印鑑を捺印することが多々あります。シャチハタではなく、印鑑を準備しておきましょう。
大学のスケジュールがわかるもの
会社によっては、2週間、1ヵ月先のシフト提出を求める場合があります。また、先輩に同行する打ち合わせ、外回りなどが入ることだって考えられますよね。
日程を把握したりブッキングを避ける上で、大学のスケジュールの控えは持っていた方がいいかもしれません。あるいは、スケジュール帳に大学の予定を書き込んでおいてもいいと思いますよ。
フリスク
最近「スメルハラスメント」なんていう言葉があるくらい、臭いに対して敏感な人が増えています。口臭はエチケットのひとつです。
フリスクはコンビニやスーパーで100円前後で買えるので、バッグに1個入れておきましょう。ただし、ガムはくちゃくちゃ口が動いてみっともないのでNGです。
スマホの充電器
初めて出勤する時、駅から会社までの道順をスマートフォンで確認する人が多いのではないでしょうか。GPS機能を使うとあっという間に電池が減ってしまいます。
いざという時充電がなくなって会社に連絡できない、なんて事態を避けるためにも携帯型充電器は持っておくと安心ですよ。
会社の電話番号
これから働く会社の電話番号は、スケジュール帳に書き込むかスマートフォンのメモに控えておきましょう。
もしも家庭の事情、急なトラブル、電車の遅延で遅れる場合、会社への事前連絡が最低限のマナーです。いちいちネットで調べるよりも、控えがあればすぐに電話をかけられます。
何分前に着けばいいの?
出勤する時「何分前に着くのがベストなんだろう」と思うことありませんか?
朝の混雑による遅延を見越し、余裕を持って30分前には会社の最寄駅には着いているようにしましょう。早ければいいというわけでもなく、出社は5〜10分前が目安です。
初日から遅刻はやめよう
インターンだけに限らず「遅刻をしない」ことは社会人として最低限のマナーです。たった一度の遅刻でマイナスイメージを持たれてしまうことも考えられます。
何が起きても大丈夫なように、時間に余裕を持って行動しましょう。万が一電車やバスの遅延で到着が遅れてしまう、遅れるかもしれないと思った時は、会社に連絡してその旨を報告することを忘れずに。
服装は自由と言われた場合
中には「服装は自由で構いません」「動きやすい服装でOK」という会社がありますが、ダメージ加工のデニムに派手な色使いのTシャツ、汚れたスニーカーや高いヒールはやめておきましょう。
白や薄いブルーなどの落ち着いた色使いのシャツやブラウス、黒や紺色などのパンツ、革靴やかかとの低いシンプルなパンプスが理想です。こうした清潔感のある服装は好感を持たれます。また、きちんとアイロンをかけておくと、気持ちが一層引き締まりますよ。
心構えをしっかりとしていこう
インターン初日は覚えることがたくさんある上、初対面の人ばかりの環境になかなか馴れず、緊張して疲れてしまうもの。
でも大丈夫、そう感じているのはあなただけではありません。
何が必要なのか事前に調べて準備しておくことで、ある程度の心構えができるほか、もしもの時でも余裕をもって対応することができます。
今回紹介したアイテム全てを用意する必要はありませんが、最低限のルールとマナーを守りつつ、「頑張ろう」という前向きな気持ちこそが一番大切なのかもしれません。