【就活で使える】塾講師のバイト経験をより魅力的な自己PRにする方法!

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塾講師って就活のとき有利になるの?

面接

大学生に人気があるアルバイトのひとつに「塾講師」があります。塾講師をやっていると、まだ何も知らない、何もわからない子どもたちに新しい内容を分かりやすく教えなければなりません。

毎回これを繰り返していくうちに、自然とプレゼンテーション能力が磨かれていき、要点をかいつまんで簡潔に伝えるスキルが備わっていくのです。そんな塾講師の経験は就活において、面接の合否に影響するのでしょうか?

「塾講師をやっていました」という自己PRはありきたり?

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結論から言ってしまうと、塾講師の経験そのものが就活に有利になるわけではありません。塾講師という経験を通して培ったプレゼンテーション能力や物事を簡潔に伝える能力が評価され、それが採用という結果に結びつくのです。

面接では、「どんなアルバイトをしたのか」ということよりも「そこから何を学んだのか」を具体的に突っ込まれます。したがって面接では、ただ単に「塾講師をやっていました」という自己PRはどうしてもアピールポイントとしては弱くなってしまうのです。

より魅力的な自己PRにする方法とは?

塾講師としての経験を自己PRとしてうまく使うためには、自身の努力や結果に繋がるまでのプロセスを順序立てて説明することがポイントです。

自分の貢献度を明確にする

「生徒たちの目線に立った教え方を考え、こちらの意図が伝わるように心がけました。その結果、生徒たちが話に興味を持ちやすくなり、ひとりひとりの成績が上がりました」という自己PRは、出来事を話しているだけで、現状の改善に向けて具体的にあなたが何をしたのか、ということが伝えられていません。

自分がどうコミットしてどんな結果をもたらしたのか、どんな影響がもたらされたのかをより明確に伝えましょう。

自分の努力を伝える

面接

人に何かを教える、伝える、というのはなかなかうまくできるものではありません。誰もが最初から完璧にできることではなく、うまく伝えられずに悩んだことや苦しい思いをしたことだってあったはずです。

採用者は、失敗や成功の出来事そのものよりも「できなかったことを克服した経験」「失敗とどう向き合ったのか」というエピソードを好む傾向にあります。良いことばかりを言おうとせずに、失敗談とその状況をどのようにして打開したのか、自分の努力をきちんと絡めて話しましょう。

質問への回答力をアピールする

塾講師として働いていると、生徒からの質問やその意図を瞬時に判断して回答する、という能力が自然と身に付いていきます。これによって、面接官の質問の意図をすぐに理解できるようになるのです。

また、聞かれた質問に対して、ポイントを踏まえて話す力が磨かれていき、テキパキと答えられるでしょう。質問にきちんと答えられていれば、「こちらの言いたいことをきちんと理解することができている」と、面接官から好印象を持ってもらえるはずです。

丁寧かつ簡潔に伝える力をアピールする

インターン

塾講師は、時間が限られているなかで効率よく授業を進めていかなければなりません。そのため、面接官からの想定外な質問にもスラスラと簡潔に答えられるようになるのです。

面接では、応募者ひとりひとりに与えられている時間が限られています。要点が分かりやすく、コンパクトにまとまった受け答えができると、より良い印象を与えられるはずです。

また、物事を端的に伝えるという能力は、就職後のプレゼンテーションの場でも発揮され、「場慣れしている」「話が簡潔でわかりやすい」と好印象を持ってもらえるでしょう。

具体的な数字を入れる

生徒のテストの成績が「◯点上がった」というような具体的なエピソードがある場合は、具体的な数字もぜひ盛り込みましょう。

数字を付け加えるだけで、説得力が一気にアップします。たとえば、「生徒たちの成績があがりました」というよりも「数学の成績が◯点もあがりました」という話し方の方が信ぴょう性がありますよね。数字を交えて定量的に伝えられるよう、話し方を工夫しましょう。

自信を持って話そう

スマホをいじる女性

塾講師を通して得た学びやスキルは必ずあります。自信を持って堂々と、面接官にアピールしましょう!複数の応募者がズラリと並ぶ集団面接では、隣にいる「学生時代は学生団体を立ち上げて◯◯をしました」というような目立った経歴を持った学生の気迫に負けて、自信をなくしてしまうこともあるでしょう。そんなときこそ自信を持ってハキハキと話し、面接官に好印象を与えましょう。

就活で塾講師経験を自己PRできる例文

面接

それではここで、面接官に好印象を与えられる例文をいくつかご紹介します。現在、塾講師のアルバイトをしている人はそのまま使えるかもしれませんので必見です!

例文1

私は、大学時代に塾講師のアルバイトをしていました。大勢の子どもたちを相手にする仕事でしたが、まだ子どもである彼らにもひとりの人間としての意志があり、感情があります。彼らと接する機会が増えるたびに、子どもだからという甘い考えで接してしまうのは失礼だと実感しました。また、当たり前ですがひとりひとりに個性があって、物事を理解するまでのスピードにも違いがあり、各々に合う接し方や教え方というものがあるということを学べる貴重な場となりました。

それに加えて、子供たちには保護者という存在が必ずいます。私よりも年上で社会人として経験も積んでこられた保護者の方と、子供たちの学力の伸びや学習姿勢、今後の進路について、真剣に話す機会が多く、非常に濃い経験となりました。塾講師だからこそ経験できたことだと思っています。

 

例文2

私は以前、勉強嫌いな中学生の塾講師をしていた時期があります。その中学生は、地頭は良いのですが、成績は決して良い方ではありません。そこで私は、なぜ勉強が嫌いなのかを知るところからはじめました。その中学生と話をしてみた結果、学校の先生の話、クラスの仲間の話、クラブの話などから、勉強に興味を持てなくなった理由が学校の授業のスピードにあるのだとわかりました。自分がきちんと理解しきれていないのに、授業がどんどん先に進んでしまっていたのです。

その話を聞いてから私は、教え子の表情や目をきちんと見ながら教えることに注力しました。少しでもわかりにくい表現をすると、表情がこわばったり口元に感情が現れます。

ただ単に解き方だけを教えるのではなく、まずは勉強に集中できる環境を整えてあげることがとても大切で、自分自身の価値観を押し付けた方法ではなく、対話の中から相手にとってベストな状況を作り出す大切さを学ぶことができました。

 

例文3

私は、困難なことに誠意を持って行動することができます。以前、アルバイト先の個別指導塾で学習障害のある小学生の児童と出会い、約3年間に及んで指導を担当させていただきました。私がおこなったのは、ありきたりな読み書きの授業ではなく、粘土を数十個に分けて計算問題を解いていくという独自の方法です。その子の探究心や好奇心を煽る方法を模索しながら、試行錯誤を繰り返して粘り強く指導に取り組みました。
すると、奇跡的にその子の症状に回復が見られ、最後は粘土を使わなくても自分で計算問題を解けるようになりました。このことから、「愛情を持って地道に努力すれば必ず報われる」という大切なことを学びました。

 

 例文4

私は大学1年生より、◯◯塾の個別指導の講師をしていました。生徒ひとりひとりの理解度に合わせた勉強方法やカリキュラムを考えるなど、対応力とコミュニケーション力を身に付けることができました。

ここで得たスキルをを生かし、ひとりひとりをサポートしていきたいと思います。学んだ経験をいかして頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

塾講師の経験は活かせる

ビジネスウーマン

「塾講師をしていました」という事実を伝えるだけでは、十分な自己PRにはなりません。塾講師のアルバイト経験を通して何を得たのか、そこから得たどのような能力で、会社にどう貢献できるのか、具体的なエピソードを絡めながら、きちんと自己PRにつなげましょう。

【編集:岡冨 りさ】