学祭は大学生が友達を増やすチャンス!出会いのきっかけも学祭にあり!?

チョコバナナ
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秋は学祭の季節!

大学生

毎年10月から11月にかけては大学の学祭シーズン。お祭りごとというのは、誰しも気分が高揚するものです。どんな模擬店を出そうかとワクワクしている学生が多いのではないでしょうか?

盛大に盛り上がるこの学祭は、他校の生徒や一般客も遊びにやって来るので、恋人を見つける出会いの場でもあるんですよ。ということで、学祭のあれこれについて紹介していきます。

学祭に行かない大学生は多い?

スマホをいじる女性

某メディアが423名の学生を対象におこなったアンケートによると、「大学の学祭に行きたくない」と答えた人は約6割。半数以上の学生が「つまらない」「疲れるから行きたくない」と思っているようです。そこで私も独自に、12名の学生にアンケートを取り、行きたい派、行きたくない派でそれぞれ意見を聞いてみました。

行きたい派

「いつも授業ばかりで退屈だから、年に1回の学祭は普通に楽しい。学校が休みになるし、授業を受けなくてもいいし。終わったあとの片付けは大変ですけど、色んな出し物があるからお祭り気分で楽しめます」(21歳・女性)

 

「イベントごとが好きだから。自分が所属している写真部が毎年室内でイベントをやっているので、活動の集大成みたいな感じで達成感があります。あとは、自分の学校の学祭も楽しいですけど、他校の学祭もなかなか楽しいですよ」(22歳・男性)

 

行きたくない派

「行かなくてもいいなら行きたくないです。だっていろいろ面倒じゃないですか。自分の部活動が毎年模擬店を出しているので、しょうがなく参加しているだけです。準備も片付けも大変だし、時間と労力だけが奪われてく気がします」(21歳・男性)

 

「友達が少なくて一緒に回る人がいないから、ぼっちになっちゃうのが怖いです。仲の良い人同士で回ってるのなんかを見ると、恥ずかしい気持ちになります。家で勉強したり、読書をしたりしてゆっくり過ごしている方がよっぽど良いです」(20歳・女性)

 

学祭で人気な模擬店は?

模擬店

学祭に対するイメージや意見はさまざなですが、やっぱり楽しめるなら楽しみたい!模擬店やイベントごとなど、学生中心に盛り上がる学祭ではさまざまな模擬店が出店されています。ここで、さまざまな学祭で人気の模擬店や屋台などをご紹介しましょう!

りんご飴

お祭りごとの定番と言えばやっぱり、りんご飴です。コロンとした見た目がかわいいので、主に女性から人気が高い食べ物です。作り方も簡単で、原価も安く済むことからさまざまな学祭で売られています。実際に私も学生時代、模擬店でりんご飴を売ったのですが、連日完売するほどの人気でした。

チョコバナナ

こちらもお祭りの定番です。バナナを丸々1本使ったチョコバナナは手軽にパクッと食べられるのでオススメです。常温では溶けにくい特殊なチョコレートでコーティングすれば、チョコレートで手が汚れる心配もありません。

クレープ

学祭では、広い校内を歩き回りながら色んなブースを見て回ります。クレープはまさに、食べ歩きにぴったりのメニューです。生地を焼くのには少しコツが必要ですが、甘いクリームや果物だけでなくツナ、目玉焼き、テリヤキチキンなどをトッピングすればおかずにもなるのでオススメです。

チュロス

テーマパークや映画館でよく見かけるチュロス。白い粉が口周りにつくのがちょっと気になる食べ物ですが、調理も比較的簡単で、シナモンやチョコレート、キャラメルなどさまざまな味のバリエーションを楽しめます。特に女性から人気があるメニューです。

展示会

美術部や写真部などの活動成果がわかる作品が展示されています。また、学生のうちから何かに打ち込んだ成果があると、就活での自己PRにもつなげられそうですね。学祭には近隣の人も参加できるので、自分の両親やこれから入学を考えている人に活動内容を知ってもらえる貴重な機会にもなります。

フリーマーケット

着なくなった洋服、使わなくなった家具家電、日用雑貨などを販売するフリーマーケットも学祭で人気の出し物です。断捨離でただ捨てるのではなく、学祭で安く売ることは地球環境にもやさしくエコな活動にもつながります。

学祭は他校の学生と知り合うチャンス!

大学生

2〜3日間に渡って開催されることの多い学祭には、近隣に住む小・中高生や両親をはじめ、たくさんの他校の大学生が訪れます。出会いが少ないといわれる大学生にとって学祭は、異性と知り合うキッカケになるんです。

ちなみに、出会いが少ない大学生の恋活事情については、下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

大学は意外と出会いが少ない!?大学生の恋活事情を聞いてみた!

前夜祭に参加する

学祭の前夜におこなわれる前夜祭が実は、当日よりも盛り上がるイベントなんですよ。キャンパス内での前夜祭を禁止する大学もありますが、気になる人との仲を深めるキッカケになります。

学祭を翌日に控えてハイテンションになった学生たちはきっと、ウェルカムモードであなたを迎え入れてくれるはず。友達がいるのであれば、「友達に会いに来た」というテイで参加してみるのもアリです。

連日行って顔なじみになる

前夜祭だけ行っておしまい、あるいは当日ふらっと見ておしまい!ではなく、もし予定が合うのであれば学祭は連日行くことをオススメします。

相手が自分のことを覚えてくれていて「あれ?昨日も来てくれてたよね!」となれば話は早いです。連絡先の交換がしやすい雰囲気に持ち込めるので、連日行って顔なじみになるというのも手です。

サークルの出し物をお手伝いする

上の内容の結果として、出し物の手伝いをするというスマートなスタイルです。普通のお客さんとして接するよりも、メンバーの一員として接することで距離が近づき「頼り甲斐がある」「手伝ってくれるなんて優しいんだな」と印象付けることで株が上がります。

あなたが男性の場合、女性が重そうな荷物を持っていたらサッと駆け寄って持ってあげる。反対にあなたが女性であれば、飲み物を買って持って行ってあげる。これでインパクトを与えられるはずです。

校内をウロつく異性に声をかける

夜になると、学祭の終わりに向けて一段とテンションが高まります。さらに、日が沈むと一緒に飲める女性を探して男性たちが校内をウロウロしていることがあります。気になる人がいるのであれば、「一緒に回ろうよ」と声をかけてみるのもアリ。

また、夕方は仕事を終えた大学のOB・OGが遊びに来ているケースが多いので、年上を狙うなら夜がチャンスです。

学祭あるある

眠る女性

学生が中心となって学校を盛り上げる学祭では、シーズンが近づくにつれ校内はにわかに活気だってきます。オリジナルパーカーを着た団体が食堂で話し合っていたり、あるサークルがポスターや看板を作っていたり。学祭当日に向けて準備に勤しむ学生には、彼らなりのある悩みがあるようです。

睡眠不足になる

やはり一番多い悩みはこれです。連日連夜、遅くまで企画を練っていたり、当日に着るスタッフTシャツのデザインを考えていたり、予算を練り直したり。

なんてやっていると、気がつくと夜が明けていて寝るのは朝、なんてことはザラにあります。特に女性の場合は、睡眠不足が続いて肌がかさついたり、ニキビができるなどお肌にも影響が出てしまうようです。

帰宅時間が遅くなる

学祭の準備というのは本当に大変で、普段とは異なるタイムスケジュールで動かなくてはなりません。模擬店で出す材料に不備がないかどうか、納品スケジュールはいつになるのかなど、結果的に、やることが増えて帰宅が遅くなってしまうのです。

人間関係がこじれる

疲れとストレスがピークに達すると、普段はなんとも思わないことでもイライラしてしまうもの。スケジュール通りに予定が進まずにイライラして、つい口調が荒くなったり、意見が食い違って関係がギスギスする、ということもあります。

そうならないよう、時間を決めて作業をする、◯時までには全員帰るなど、何かしらのルールが必要かもしれません。

授業に出席できない

学生の本分は勉強です。しかし、学園祭の準備のほうが優先順位が高くなってしまうため、授業に出席できなくなってしまいます。

また、睡眠不足が続いて朝起きられずに講義を休んでしまう、ということも。休みすぎると単位が不足して卒業が危うくなってしまうので、スケジュールと体調管理を徹底する必要があります。

現役大学生を直撃!学祭ってぶっちゃけ楽しい?

頬杖をついて考え事をする女性

ここからは、現役大学生に文化祭って本当に楽しいのかどうか話を聞いてみることにします。

ー単刀直入にお聞きしますが、学祭って楽しいですか?

Y.Nさん:私は好きじゃありません。自分のサークルや部活動が出店していれば行きます。そうじゃなかったら休みます。

ー休んだら単位が減ってしまうと思うのですが、その辺りは気にされないのでしょうか?

Y.Nさん:いつも無遅刻無欠勤なので、大丈夫です。

ーそもそもの質問になるのですが、学祭が好きではないのはどうしてですか?

Y.Nさん:単純につまらないのと、一緒に回る仲の良い友達がいないからです。友達がいたら、きっともっと楽しめたんだろうなぁとは思います。

ー学祭となるとまわりも盛り上がるから余計に寂しく感じてしまいますね。

Y.Nさん:そうですね。学祭に行くのは好きじゃないんですけど、チョコバナナとかクレープとかを買って、校内をブラブラするのは好きなんです、私。お祭りで食べるお菓子とかご飯って、妙に美味しく感じたりしませんか?

ー確かになぜか美味しく感じてしまうことはあります。でもきっと、学祭に行けば友達づくりのキッカケになると思うのですが……。

Y.Nさん:私もそれは思います。でも人見知りなので自分から声をかけるのってなかなか。今年は私が入っているバンドサークルがライブをやるので、学祭で人脈を広げられるように頑張ってみようと思います。

陰ながら応援しています。ありがとうございました。

学祭は人脈を広げるキッカケ作りになる!

高層ビル

毎年10月〜11月にかけておこなわれる学祭は、大学生はもちろん、一般の方でも十分楽しめること盛り沢山のイベントです。今後の人脈を作るキッカケにもなるので、自分の大学はもちろんのこと、近くの大学の学祭に今年はぜひ足を運んでみてください!