焦りは禁物! 無理ない就活のペース配分とは

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就活の大まかなスケジュールを把握しよう

就活時期を知って、何をするべきかを考えてみよう

就職活動は短期戦か長期戦か正直なところ、予測はつかないものだと筆者は考えています。なぜなら、内定という就活自体のゴールはあなたのパーソナリティと企業風土とのマッチングの結果であるため、相思相愛となければ就活は終了することができません。そのため、いつからエントリーが始まるか、何をすべきかというペース配分を決めることが重要です。学業に、アルバイトなど並行して行うことは山ほどありますよね。

まずは日本経団連が最近は毎年のように改正する就活解禁時期及びそれに伴う各種イベントを確認しましょう。2018年度卒の情報はマイナビ(http://job.mynavi.jp/conts/2018/schedule/)に掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。 外資系ですと3年次の夏休みからサマーインターンシップ兼選考ははじまりますし、外資系企業志望の方はスタートダッシュが必要です。先行逃げ切り型といえるでしょう。日系企業を志望する学生は4年生になる前の3月から就職活動が本格化するので、それまでに情報を収集しておくことが重要です。前もって下調べ、スケジュール調整をすることによって、自分のペースで就活をはじめることができます。時間が経つにつれ、時間は足りずにバテ気味になりますので、事前準備をして、のちの過密スケジュールに備えてください。

周りにながされず、自分の業界、企業について考えよう

就活で大事なことは周りと比べないことです。もちろん周りの学生と比較して、自分の立ち位置をしることは重要ですが、志望業界や職種は千差万別です。自分の志望業界、企業のスケジュールをしっかり把握しているのであれば、あせらずしっかりと計画を立てましょう。周りがエントリー数を増やすにつれ、自分のペースが遅いのでは? という不安は伴うでしょう。しかし、自分でスケジュールを把握していれば焦ることはありませんし、周りを見てペースをはやめる必要はありません。

説明会はどのくらい参加していくべきなのか?

合同説明会と個別説明会の違い

就活をはじめたばかりのころでは、どのイベントに出席すべきなのか、数が多すぎるうえに経験不足のことから相当にとまどうかと思います。まずは就職活動の雰囲気を見るため数回合同企業説明会に参加してみるとよいでしょう。いろいろな企業を知ることができますし、思わぬ発見もあるでしょう。慣れという意味合いを含めて、就活初期では数回合同説明会に参加してみましょう

その後、自分の目指すゴールにつれて、志望企業の説明会に絞って参加していくことが望ましいです。正直なところ、説明会は選考へのステップを兼ねているものもありますので、エントリー数が多ければ多いほど、皆さんでペース配分することは難しくなります。本当に行きたい業界、企業をよく考え、貴重な時間を振り分けていきましょう。

説明会自体の性質を見分けよう

説明会について、本質を見分けることは非常に重要です。合同説明会などでは、大まかな企業説明にとどまることが多く、就活について慣れ始めた頃合いには得られる情報は相対的に少なくなっていきます。選考を兼ねた個別説明会は徐々に増え、重要度が増すものですので、そちらに注力していくことが必要となってきます。自分で企業がどのような説明会を行う予定なのか、自分が知りたい情報を知ることができるのか、しっかり調べて参加することが重要です

就活のペースは周りと比較できるものなのか?

面接と学業の両立という課題

皆さんが大学の単位を取り終えている場合は問題ないのですが、就職活動は学業との兼ね合いも重要です。正直な話、面接のペースは自分で決めることは難しいでしょう。唯一できることとしては、日程調整くらいです。そのため、就職活動前に、どれくらいの使える時間があるか計算してみましょう。面接を入れすぎることで、卒業単位を取り逃せば元も子もありません。週に何時間程度面接のために時間を確保できるのかを計算することは非常に重要です。

自分が出遅れているのでは? という不安

ここまで何度か、言及しましたが自分の就職活動について周囲と比べて焦る必要がありません。理由としては、業界、業種によって選考時期がずれることが多いためです。そのため、友人がどの業界を受けているのか、ある程度把握し、参考にすることは重要です。自分でスケジュールをつかんでさえいれば焦る必要はありません! 準備、そしてスケジュール確認が事前に行えていれば焦ることもないでしょう。周りの学生も焦りから、たくさんの情報に左右されますが、風評だけで判断せず、会社HPなどでこまめに情報チェックを行い常に最新の情報を手に入れましょう。