
目次
長期インターンに応募する時と面接時の心構え
それではまず、長期インターンに参加する為の応募や、面接の時、どのような心構えを持っていればいいのかを見ていきましょう。
応募の心構え
まずは、応募です。
長期インターンへの参加が初めての場合、右も左もわからない状態で、応募の段階からどのような心構えでのぞめばいいのかわからない、そんな方もいるかもしれません。
そのような場合は、まず長期インターンはどのようなことを行うのかということを理解することから始めましょう。
長期インターンに対して不安に感じるのは、それがどのような活動かよくわからないからです。
ですので、まずは長期インターンとはどのようなことを行うのか、リサーチを行う。これが、まずは大事です。
そしていざ応募するという段階になった場合は、気軽に応募してみましょう。
なぜならば、応募する前はあなたも、そして企業側もお互いまだなにもわからない状態だからです。
ですから、「一度応募したらもう引き返すことはできない」等と考えるのではなく、まずは応募をして、企業の担当者等と実際に会ってみることが大事です。
もし万一その時点で少し違うなと感じたならばその企業は辞退し、別の企業を探しても良いのです。
ですので、応募する際は「気軽に」をキーワードにして応募してみましょう。
面接の心構え
さて、応募をした後、見事面接に進めることになった場合、どのような心構えでのぞめばいいのでしょうか。
まず第一に、気負いすぎないことが大事です。インターンは就職活動とは違うので、例えは悪いですが、落ちても問題はありません。
ですので、気負いすぎず自然体で参加するようにしましょう。
そして、自分が考えていることや思いは正直に伝えるようにしましょう。
面接の段階で自分をあまりによく見せようとすると、実際に働き始めた後、あなたと企業側、双方にミスマッチを起こしてしまう可能性があります。
また、面接に対する心構えとして大切なのは、面接官との「会話」を意識することです。
面接と聞くとどうしても自分をアピール場だと勘違いしてしまう方が多いのですが、面接はあなたと面接官、お互いの理解を深める場です。
その結果として、あなたがその企業にマッチする人材であれば合格するというわけなのです。
ですから、面接時はきちんと会話のキャッチボールをする意識を持っておきましょう。
さらにもし可能であれば「長期インターンに参加してなにがしたいのか」という目的を伝えると良いでしょう。
あなたがその長期インターンに参加してどのようなことをしたいと思っているかが分かれば、面接官も働いてもらうイメージをしやすくなり、良い結果が生まれやすくなります。
長期インターン参加中の心構え
晴れて長期インターンの選考に合格し、実際に企業で長期インターン生として働けることになったとします。
そんな時は、以下のような心構えを持って、参加するようにしましょう。
企業の一員である意識を持つ
長期インターン生といっても、企業の一員として働くことに違いはありません。アルバイトは企業に雇われている立場ですが、インターンは企業に機会を与えてもらって、就業体験の場を提供してもらっている立場です。
その意識を忘れず、企業の一員として働いているということを常に意識しておくことが長期インターンをより良い活動にするためには不可欠です。
企業の一員として働いているという意識を忘れず、仕事への責任感を持っておくようにしましょう。
学ぶ姿勢を意識する
長期インターンは、企業が学生に就業体験という場を提供してくれているからこそ、参加できる活動です。
そういった場で学生が行うべきことは、学ぶことです。
長期インターンとして企業で実際に働くことは、様々なことを学ぶ絶好の機会です。
長期インターンとしての仕事にある程度慣れてきてしまうと、どうしてもこの学ぶ姿勢が薄れてきてしまいがちです。与えられた仕事だけをこなし、もらえる給料のことだけを考えてしまうようになってしまいます。
しかし、そんな時にこそ、働いている時間一秒一秒で学ぼうという姿勢を持ち続けることが大事です。
是非、この貴重な機会を最大限活かそうという心構えを持って参加するようにしてください。
将来使える知識をストックする心構えを
長期インターン生として企業の業務に参加すると、様々な知識を得ることができます。
その中には、その瞬間、その企業でしか通じない知識もあれば、業界、広くは仕事全体として使える知識もあります。
例えば、その企業の社長はこんな風にお茶を出すと喜ぶ、といった知識は、その企業で働く上では必要な知識になるかもしれませんが、その企業以外でも通じる知識とは言えません。
ですので、長期インターンとして働く中で、「将来も使える知識は何か」という取捨選択を心掛けて、業務にのぞみましょう。
その心構えひとつで、結果は大きく変わってくるはずです。
注意! こんな学生は企業に嫌がられる!?
長期インターン生として働き始めたはいいのですが、「正直、採用しなければよかったな」なんて思われてしまう学生も中にはいます。
せっかく長期インターンとして働けることになったのに、企業からそのようなイメージを持たれてしまうことは、非常にもったいないことです。
では、どんな学生が企業に嫌がられてしまうのか、見ていきましょう。
消極的な学生
仕事に対して消極的で、与えられたことだけをする学生というのは、一番嫌がられるタイプです。
その都度社員が指示を出さなければなりませんし、それに対する意見などもない。
そのような場合、企業は学生を長期インターンとして受け入れたメリットを感じることができなくなってしまいます。
また、自分から仕事を取りに来るという姿勢がなく「教えてください」という受け身の姿勢しか感じられない場合も、同様に嫌がられます。
お客様意識が抜けない学生
長期インターン生といえども、企業の一員として働くことに違いはありません。
ですから、行う仕事にはきちんと責任を持つことが大事です。
そういった意識が抜けず、いつまでも、お客様意識が抜けず、仕事に責任感のない学生は確実に嫌がられます。
長期インターン生といえども、お金をもって働いているということに違いはありません。
仕事にはきちんと責任感を持つということを心がけましょう。
最低限のコミュニケーションができない
たとえば、挨拶ひとつとっても、きちんと相手の顔を見て挨拶する、目上の方や取引先には椅子から立ち上がって挨拶をするといった基本のコミュニケーションができない学生も、企業からは嫌がられる傾向にあります。
もし最初はできなくても、周りの社員の方をよく観察し、ビジネスパーソンとして最低限求められるコミュニケーションスキルを身につけるようにしましょう。
また、挨拶などの他に話しを聞かない学生というのも近年増えてきているようです。
話すこと、聞くこと。この最低限のコミュニケーションはきちんと行うことを心掛けるようにしましょう。