就活に役立つ! ベンチャー長期インターンのメリットと見分け方

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長期インターンには就職活動に圧倒的メリットがある!

長期インターンでは、就職活動間近に行う短期インターンとは異なるメリットがたくさんあります。
どんな長期インターンがおすすめか、という説明の前に長期インターンのメリットをご紹介します。

  • 働く、ということを理解できる
  • 自分に合う会社を選ぶ基準ができる
  • 大人と話すことに慣れる
  • 「頑張ったこと」「成果を出したこと」としてアピールポイントになる
  • 社会人の基礎力、ビジネスマナーの本質を理解できる

まず、長期インターンとして企業で長い時間働くと、「働く」ということをきちんと理解できます。
長期インターンは会社に属する社員の方と一緒に業務を行うことが多いので、アルバイトとは違う、仕事の本質を間近で体験し、知ることができるのです。

また、会社で長く働いていると、数日その会社を見ただけではわからない会社の本質というものが見えてきます。
そして、自分はどういう仕事に向いているのかということもわかってきます。
これらの経験は、実際に就職活動を迎え、会社を選ぶ際の基準とすることができます。

長期インターンとして会社に属して働いていると、すでに社会に出ている大人と一緒に仕事をすることが増えて、そういう方々との交流をすることに慣れてきます。
その経験は、就職活動で自分をアピールする場(面接など)で大いに役立つでしょう。余計な力が入ることなく、自然な状態のあなたを見てもらうことができるのです。

長期インターンに参加したということは、長きに渡ってなにか一つのことを成し遂げたことになり、それは就職活動上での絶好のアピールポイントになります。
ただ参加するだけではなく、なにか成果と呼べるものが得られれば、なお良いでしょう。

また、長期インターンとして会社に属して働くと、自然と社会人としての基礎力やビジネスマナーが身につきます。
これらは通常大学を卒業して会社で働き始めてから初めて会得するものなので、それを学生のうちに会得できるというのは大きなメリットになるでしょう。

長期インターンに中小ベンチャーがオススメな理由

では、どんな会社へ長期インターンとして参加すれば良いでしょうか。
実は、長期インターンをするならば、中小ベンチャーが特におすすめなのです!

その理由は、いくつかあります。

中小ベンチャーでの長期インターンなら仕事の裁量が大きい

中小ベンチャーで行う長期インターンでは、任される仕事の幅、裁量が大きい傾向があります。
スタートアップしたばかりで社員の人数が足りていない場合などもあり、そもそもひとり一人の自主性を大切にしているという場合もあります。
裁量が大きいということは、こなした仕事の経験値も大きくなります。また、仕事で成果を出した場合は「自分の力で成し遂げた」という実績として得難い経験になります。

ベンチャー企業社員は若い人が多い

普通、中小ベンチャー企業は社員が若い場合は多いです。
社員が若いということは、そのままあなたと近い年齢ということになり、打ち解けやすいということになります。
また、そういった社員の方からいただくアドバイスは、よりあなたにとって理解しやすく、受け入れやすいものになるでしょう。
そういった環境で働けるということは、それだけで経験値が得やすくなるのです。

本質的なビジネスを学べる

中小ベンチャー企業で行う業務には、マニュアル通りに行うようなものは少ない傾向にあります。
そのため、仕事がルーチンワークばかりにならず、その場その場で判断をしたり工夫しながら進めていく、本来の仕事というものの本質に触れる機会が多くなります。
そのため、中小ベンチャー企業の長期インターンに参加することで、ビジネスの本質を学ぶことができるのです。

中小だから学生でも経営者の側で働ける

中小ベンチャー企業は、社員の数が少ないため、経営者との距離が近いこともメリットの一つです。
経営陣に近い場所で仕事ができるということは、会社全体を動かすような大きな決定や企画を打ち出すチャンスを持てるということになります。
自分がなにかアイデアを思いついた時、大きな企業では「上司から、そのまた上司へ」といったように提案が通るまでに時間がかかってしまうことがありますが、ベンチャー企業で経営者の近くで働くことで、ダイレクトにアイデアを伝え、実行に移せる可能性が高まります。このような経験を学生のうちに経験できることは必ず将来の財産になります。

また、優秀な経営者の近くで仕事をすることで、その経営者の考え方を吸収し、自身の成長につなげられる可能性もあるのです。

ベンチャーインターンは誰でも参加できる、飛躍のチャンス!

長期インターンは、上記のような様々なメリットがあります。
そして、その最大の特徴は「誰でも参加できる」ということです。
もちろん、インターンといえども選考があるので、選考には通過する必要がありますが、その時重要視されるのは、その人の持つスキルではありません。
長期インターンを募集している多くのベンチャー企業では、インターンに特別なスキルを求めていません。ですから、誰でも参加できる可能性があるのです。

そして、大学2年生、あるいは3年生というのは、新しい環境に飛び込む絶好のチャンスなのです。というよりも、新しい環境に飛び込む”最後の”チャンスだと言っても過言ではありません。

一度社会に出ると、新しい環境に飛び込むことは難しくなります。
しかし、新しい環境に飛び込むということは非常に多くの経験をもたらし、メリットもたくさんあります。

今、アルバイトなどをしている方は長期インターンへの参加を是非検討してみてください!

決定版! 中小ベンチャーでの長期インターンは、こんな企業がおすすめ!

長期インターンの中でも、中小ベンチャー企業での長期インターンが特におすすめであるという話をさせていただきましたが、その中でも特におすすめな企業があります。

それは、以下のような企業です。

  • 給料がきちんと出る
  • 業務内容が明確
  • 学生インターンを受け入れている数が豊富

まず第一に、給料がきちんと出る会社を選びましょう。これは、おすすめの理由というよりは、前提に近いかもしれません。
長期インターンとして働く場合、就業時間などの関係で給料を支給するべき基準を満たしている場合がほとんどです。
しかし、中には無給で長期インターン生を働かせている場合があります。
そういった会社の場合、長期インターン生をただの労働力と捉えている場合があり、注意が必要です。
一方、きちんと給料を支給している場合は長期インターン生をきちんと「戦力」として捉え、真摯に向き合ってくれる会社が多いのです。

また、長期インターンの参加先を選ぶ場合は、業務内容をある程度明確に提示している会社がおすすめです。
なにをやるのかよく分からないという会社の場合、自分はこのインターンに参加することでなにを得られるのかという目的意識を設定しずらくなります。
ですので、長期インターンとして参加した際、どんなことを任されるのかということをきちんと提示、あるいは面接などで教えてくれる会社が長期インターン先としてはおすすめです。

そして最後に、その会社が長期インターン生をどれだけ受け入れているかということも大事なポイントです。
長期インターン生が多いということは、それだけその会社は長期インターン生にとって過ごしやすい環境であるということです。
また、たくさん長期インターン生を受け入れているということは、そのまま社員の方が経験豊富であることを物語っています。
例えば、インターン生をどのように働かせるかというマネジメント経験や、インターン生をステップアップさせていくためのノウハウなどを持っている可能性が高いのです。
そのような環境で働ければ、より長期インターン生としての成長スピードは上がることになるでしょう。
受け入れ先の社員の方が長期インターン生を受け入れた経験があると、あなたもスムーズに環境に慣れて、働くことができます。

逆にそういった経験が少ない企業ですと、社員がインターン生をどのように扱えば良いのかがわからず、単純作業のみをやらせてしまうというようなことにもなりかねないのです。