有名企業での長期インターン、どんな会社があるのかまとめてみた

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流行のインターン! どの有名企業も募集している

2016年卒の就職活動までは、就職活動の選考は8月から開始されていました。しかし、2017年卒の就職活動からは選考が二ヶ月前倒しになり、6月から選考が開始されるようになりました。それを受け、インターンに参加する学生が増えています。就職活動前に面接などの話題作りの為には格好の活動であるインターンが、より注目を集めやすくなっているのです。

それにあわせて、企業もインターンの募集を開始する企業が増えてきました。就職活動直前の時期に企業をPRできる格好の機会であるインターンの重要性を再認識する企業が増えてきているのです。それは有名企業も例外ではなく、有名企業の中でも積極的にインターンを募集する企業が増えてきているのです。

しかし、その大半が「サマーインターン」や「ウィンターインターン」といった短期間のインターンである場合がほとんどで、数ヶ月や一年単位で行う長期インターンの募集はほとんどありません。

長期インターンを受け入れているのはベンチャー企業

先ほど簡単に触れましたが、インターンには大きく分けて「短期インターン」と「長期インターン」の二種類があります。短期インターンは企業のPRが主な趣旨であり、学生も業界研究などで参加する場合が多いのに対し、長期インターンはより実務に近い仕事をするので、学生にとってはスキルや経験を積む良い機会になっています。

そして、そんな長期インターンを受けれているのは、主にベンチャー企業になります。ただ、ベンチャー企業と言っても誰もが名前を聞いたことのあるような有名企業が長期インターンを募集している場合があります。

例えば、「リクルート」「サイバーエージェント」「ぐるなび」などです。こうした有名企業の長期インターンは公募はしていない場合も多く、知り合いの紹介で参加するというケースがあるようです。

有名企業に就職するにはインターンをするべきなのか

では、有名企業に就職する為にはインターン参加は必須なのでしょうか。

結論から申し上げると、「ここに入りたい!」という企業がある場合は長期インターンであっても、短期インターンであっても参加しておくべきです。それは、インターンに参加すると選考に有利になるからといったことではなく、自分が本当にその企業で働きたいのかということを確認する意味があります。名前を聞いたことがあっても、実は自分の持っているイメージとは違うという可能性もあります。ですので、インターンとしてその企業に近づく機会があるのであれば、それを活かさない手はないでしょう。

一方で、その有名企業がインターンを募集していない場合は、その企業で求められると思われるスキルを得られるようなインターンに参加するのがおすすめです。それは、必ずしも有名企業である必要はなく、中小、ベンチャー企業であっても構いません。そこでどのような経験ができ、実際の就職活動にどのように役立つのかというビジョンを持って参加することが大切です。

ただし、一つだけ注意するべきことがあります。外資系企業の有名企業などでは、インターンへの参加が必須となっている場合があります。そういった企業では本選考よりもむしろインターンでの採用の方が多いという場合もありますので、リサーチをしておきましょう。

インターンで有名になった企業もある!?

有名企業がインターンを募集したのではなく、変わったインターンをしたことでむしろ有名になった、という企業もあります。

例えば、「後輩におすすめしたいインターンシップ」で6年連続一位を獲得している「ワークスアプリケーションズ」や、その倍率の高さや選考が難関であることで有名な「Freak Out」などがあります。

また、「体感型ビジネスプログラム」として、様々な革新的なインターンシップを行っている「VOYAGE GROUP」などもあります。VOYAGE GROUPのインターンシップは、無人島で一泊二日の本格的なワークショップを行っていることで話題になりました。今話題の体験型ワークショップをうまく取り入れた成功例と言えます。

このように、インターンシップで話題を作り、有名となった企業もあります。もしそういった企業に参加することで、自分のキャリアにプラスとなる場合は、参加を検討してみましょう。

有名企業のインターンシップは、選考方法や内容について解説したサイトなどもありますので、参考にしてみると良いでしょう。