文系の学生にはインターンがおすすめ! その理由とは

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文系学生はぜひインターンシップに参加してみよう!

2015年卒業の文系学生の7割以上がインターンシップに参加するという、インターン大流行時代です。文系学生のあなたの周りにもサマーインターン行かないとだったり、インターンのエントリーしないとなどにわかにインターンという言葉が聞こえてきているのではないでしょうか。そこで気になるのが、文系学生で大したスキルもないけど、どこのインターンに参加すればよいのかということではないでしょうか。

文系学生にインターンシップをおすすめする理由

就活や就職において、文系と理系ではどのような違いがあるのでしょうか。

文系 理系
  • 就職先の選択肢が広い
  • 学業以外にも頑張った経験を積んでいることがあることが多い
  • 学業以外にも頑張った経験を積んでいることがあることが多い
  • エンジニアリングなど他の学生には持っていないスキルを持っている
  • 研究職などの職種に付くことができる

理系の学生の方が文系学生に比べて、研究内容がそのまま就職先選びに繋がったり、スキルを持って就活に挑むことが多いのではないでしょうか。

文系の学生は就活にそなえて、自分の将来働くことを考えたり成長する必要があるんです。インターンというのは、文系の学生が成長したり将来を見すえるのに非常によい手段だと思います。だから私は文系の学生はインターンをするべきだとおすすめするのです。

インターン人気企業やおすすめランキングに騙されるな

インターンが流行っていることもあり、最近では文系学生におすすめのインターンランキングなんてものが発表されています。しかしこれを鵜呑みにしてはいけません。たしかに人気のインターンシップは何かしら良い部分があるので人気なのは間違いないのですが、人気のインターン=あなたに必要なインターンとは限らないです。しっかりとあなたがインターンに参加する目的にマッチしたインターンをしたいですね。

文系の学生がインターンに参加する目的としては、次のようなものがあると思います。

  • 企業業界研究をしたい
  • 内定を獲得したい
  • 自分の将来働く姿を体感したい
  • 成長したい

企業業界研究がしたいなら、あなたが就職したい会社。内定を獲りたいなら内定直結のインターン。とそれぞれおすすめのインターンで選んではいけないのはわかりますね。将来働く姿を体感したい、成長したいならばおすすめ・人気のインターンでも良いかもしれません、が、たかだか3日〜1週間のインターンで将来の自分が分かったり圧倒的な成長ができるはずがありません

そこで将来が不安な学生や成長したい文系学生には、バイトのように働ける長期有給インターンがおすすめなのです。長期インターンでの経験は、文系のあなたでも就活時に圧倒的なスキルや軸をもった人にしてくれます。

インターンをするにあたって、文系・理系の違いって重要?

それでは長期有給インターンを選ぶ際に、自分が文系か理系かは意識するべきなのでしょうか。
もしあなたがとても真剣に就活を見据えている(大学3年生の春くらいでしょうか)のならば、少しは考えたほうが良いかもしれません。文系だから、ということはありませんが、自分が将来何をしたいのか少し考えてからそれに近しいインターンをするのは悪いことではないですよね。

一方で、もしまだ就活までに時間があるのであれば、特に文系と理系のこだわる必要はありません。特に、大学1、2年生時に長期インターンを検討する場合は、あまり文系か理系かということに囚われずに、「自分がやりたい事は何か?」という観点で企業を選ぶようにしても良いでしょう。純粋に「楽しそうだな」なんていう理由で選んでしまっても構いません。やっていく中で、成長してくこともありますし自分のできることや向いていることは何か自然と分かっていくのではないでしょうか。

インターンに必要なのはスキルよりも”やる気”

インターンするにも授業も真剣に出てなかったし、自分には取り立ててスキルがない! 文系の学生なら思う節があるのではないでしょうか。今、特に特別なスキルや技能がないけれど長期インターンに参加できるのかな、と悩んでいる方は多いかもしれませんが、スキルや技能は働き始めて習得することも十分可能です。

ですから、長期インターンに応募して、面接などの選考に進む際は、そのインターンで自分がなにをしたいか、どんなスキルをつけたいのかといった志望動機を明確にしておき、その上でその動機に対する意気込みをアピールするようにしましょう。

また理系、文系関係なく長期インターンに参加する上で必ず意識しておきたいことがあります。それは

  • 目的意識を持つ
  • コミュニケーション能力の向上に努める

この2つです。

“スキル<やる気” インターンは目的意識を持って参加しよう

晴れて長期インターンに参加できるようになっても、自分から学ぼうとしなければ、それは時間の無駄になってしまいます。
自分はなぜこの時間を使って長期インターンをするのか。その目的意識を常に意識し続けるようにしましょう。
大学での1年間は非常に貴重な時間です。無駄にすることなく過ごすようにしましょう。

文系学生には必須!? コミュニケーション能力の向上に努める

理系の企業であろうが文系の企業でろうが、就活のときに必ず求められるのがコミュニケーション能力です。これは、単純に人と会って話をして、というだけの能力ではありません

企業で働くということは、人と一緒に働くということです。他人と一緒に働く上では、気をつけるべきことがいくつもあります。また、自社の人間だけでなく、取引先とどのようにやり取りをして、円滑に仕事を進めるのかというのもコミュニケーション能力の一種です。こうしたコミュニケーション能力はどのような企業でインターンをしても必ず必要になりますし、身につけるチャンスはあります。

実際にインターンに参加する場合は、この2点について意識して臨んでいただくことをおすすめします。

“理系歓迎”の言葉に臆する必要なし

もしあなたが文系の大学に通っていて、長期短期に関わらずインターン先を検討した時に理系歓迎の文言を発見してしまった場合、諦めなければならないのでしょうか。

そういったケースでは理系の学生の方が選考を通過しやすいのは確かです。なぜならば、理系歓迎の文言がある企業の場合、業務内容は数学関係の仕事や、エンジニア関係の仕事である場合が多く、そういった仕事は一般的に理系学生の方が向いているという認識があるからです。
しかしそういった仕事に対する適性をアピールできれば、文系の学生でも決して参加は不可能ではありません

ただし、特にエンジニアの求人の場合はプログラミングなどの特別なスキルが必要になってくる場合もあります。そういった場合は自分に最低限の知識があるかどうかは応募前に考慮するようにしましょう