ちょっとまった!長期インターン辞める前に読むべき記事

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なぜ長期インターンを辞めたいのかを冷静に考える

一度長期インターンを、「もう辞めたい」と思ってしまうとかなり精神的に追い込まれてしまい、インターンに参加することがどんどん憂鬱に感じてきてしまうことでしょう。
しかしそういった状況でもまずは、そもそもなぜ長期インターンを辞めたいと思ったのかを冷静に分析してみましょう。
と、言いますのも実は冷静に考えてみれば辞める以外にも選択肢があるかもしれないからです。

例えば、辞めたい理由が人間関係や就業環境にあるのであれば、一度企業側に相談してみるのはいかがでしょうか。
配置換えや就業条件の変更をすることで、今あなたの置かれている状況は改善される可能性があります。
企業側の担当者は、せっかくここまでコストをかけてきた人材を手放したくはないという気持ちが少なからずある可能性が高いので、要望に応じてくれる可能性も高いです。

また、単純に「なんだか面白くない」「楽しくない」「やる気が出ないな」という理由であれば、まずは自分のインターンに対する取り組み方を見直しましょう。
長期インターンは実際に社員と一緒に仕事を行うことによりスキルや経験を得られる非常に貴重な機会ですが、いつまでもお客様気分で受動的にしか仕事をこなしていないと、面白くはなりません。
自分から積極的に社員に働きかけ、仕事に参加し、仕事を作っていきましょう。そうすれば、自ずと自主性が生まれ、仕事が面白くなってくるでしょう。

このように考えても、やはり身体的、精神的に厳しく、辞めたいという気持ちをお持ちの場合は、以下のような手順で辞めましょう。

長期インターンの辞め方

では、実際に長期インターンを辞める時の手順を見ていきましょう。
長期インターンを辞める時は、以下のような手順を踏みましょう。

  1. なぜ辞めたいのかをもう一度考える
  2. 辞める理由をきちんと言語化する
  3. 企業の担当者に辞める意思を伝える
  4. 引き継ぎを行う
  5. 各種手続きを行う

長期インターンを辞めると決めた場合は、先ほど振り返った、あなたがその長期インターンを辞めたい理由をきちんと言語化しておきましょう。
なぜ辞めたいのか、その原因はなにか。これらをきちんと自分の中で固めておいてください。

そして、その理由をまずは企業の担当者にきちんと伝えましょう。
場合によっては引き止めにあうような可能性もあるかもしれません。しかし、自分の意志をはっきりと伝えるようにしましょう。そのため、あらかじめ引き止めなどにあった際にどのような返答をするのかを考えておくと良いかもしれません。

そして、こうした意志を伝える時は誠意のある態度を取ることを忘れないようにしておきましょう。

企業側はあなたをインターン生として受け入れ、様々なことを教えてくれたはずですから、くれぐれも不誠実な対応をすることはないようにしましょう。

また、担当者に辞める意志を伝えたからといって、明日から来なくても良い、というようなことになるのは大変稀です。
普通は引き継ぎや手続きなどでいくらか期間が必要な場合が多いので、その期間を見込んで、辞める意志を伝えるようにしましょう。

長期インターンシップを辞める前、辞めた後にすべきこと

長期インターンを辞めると決めて、無事に企業側の担当者とも話がついた後に、必ずやっておいた方が良いことがあります。
それは、インターン中にお世話になった方にきちんとお礼を伝えることです。

今までサポートをしてくれた担当者の方はもちろん、別の部署の方など、お世話になった方々にきちんとお礼を伝えておくようにしましょう。

また、もし取引先の方と接点があった場合は、社員の方に確認をとった上で、きちんとご挨拶をするようにしましょう。
この際、くれぐれもネガティブな表現(辞める理由など)はしないように気をつけましょう。そのようなネガティブな表現をすることはインターン先の企業に迷惑をかけることにもつながりかねません。
細心の注意を払うようにしましょう。

また、辞めた後には、可能であればインターン先企業にお礼状を送るようにしましょう。
長期インターンを途中で辞めてしまうことは、基本的に企業側に迷惑をかけることになります。
ですので、誠意をこめた内容で謝意を伝えるようにしましょう。
またその際、どのような部分が勉強になり、良い経験になったか等、企業側にプラスとなるようなことを伝えられると良いですね。

また、もし長期インターンとして入社して数日のうちに辞めることになってしまった場合はお礼状ではなく、詫び状の方がふさわしい場合もありますので注意しましょう。
目安としては、本来参加するべきだった期間の三分の一に満たない期間で辞める事になってしまった場合は詫び状の方がふさわしいでしょう。