ずっと自分ファーストだった僕が長期インターンを通じて学んだ『ヒト・ファースト』とは

加藤卓さん
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株式会社キュービックが運営するメディアで活躍中の長期インターン連載企画。今回は、転職に悩む人の次の一歩を応援するメディア「HOP ! 」で活躍する加藤卓(かとう・すぐる)さんにお話を伺いました。

加藤卓さん

加藤卓(かとう・すぐる)さん

慶應義塾大学4年生。2016年5月にキュービックでの長期インターンをスタート。同年9月には、その月に活躍したインターンに贈られる「月間MVP」を獲得。その後も仕事ぶりや実績が高く評価され、シニアインターンへと昇格を果たす。(キュービックでは、インターンにも階層がある)。小学生の頃から続けているサッカーが得意だというスポーツ大好き男子です。

 

「HOP ! 」ってどんなメディア?

HOP
2017年11月1日現在のサイトトップページ

ー早速ですが、「HOP ! 」はどんなメディアなんですか?

加藤さん:「HOP ! 」は転職や復職を考えている人に役立つ情報を発信する総合メディアです。『総合・一般転職』『ITエンジニア』『医師』『薬剤師』の4つに分かれていて、それぞれの転職に悩む人たちに対して、次の一歩を踏み出すキッカケを与えることをミッションにしています。

この”キッカケを与える”というのは、キュービック全体で掲げている「ヒト・オリエンテッドなデジタルマーケティングでみんなの明日が変わるキッカケを生み出し続ける」というミッションに通じているものです。ユーザーが知りたいであろう転職情報を伝えることはもちろんですが、ユーザーの心の底にある想いや悩みを言葉にして伝えてあげる。そうやって、ユーザーの背中を後押しできる存在のメディアでいられるよう常に意識しています。

ーなるほど。でも転職関連の情報メディアってたくさんありますよね。競合のメディアがたくさんあるなかで、「HOP ! 」ならではの特徴って何でしょうか?

加藤さん:そうですね、やっぱり1番はユーザーのことをどのメディアよりも考えていることかなと思います。「この検索ワードで調べている人は…」とか「この記事を読む人は…」というように、どんなときでも”ユーザー第一”であることをめちゃくちゃ大切にしています。

ーでもビジネスとしては、ユーザーにどんどん転職してもらった方がいいですよね。

加藤さん

加藤さん:そうですね、確かにそうした方が短期的な売上は立ちますし、大きな声では言えないですが、僕自身も昔はそう思っていました(苦笑)。

でも、会社が社会に与える影響範囲や会社の成長フェーズの話を代表の世一に聞いてからは、メディアの信頼性や長期的な売上への貢献意識が強くなりました。そのためには、徹底的にユーザーについて考えることが本当に大切なんだな、と。

長期インターンで加藤さんはどんな仕事をしてるの?

デザイン

ー加藤さんは、普段どのような業務をおこなっているんですか?メディア内の記事を書いたりするんですか?

加藤さん:記事自体を書くことはあまりなく、どちらかというと記事の構成案を作ることがメインです。あと以前は、ディレクション業務もやっていましたね。Googleアナリティクスなどを使って「この前に打った施策の効果はどうだったか」「次にどんな施策を打てば良さそうか」といったデータ解析もやりますよ。

ー……すごい。それだけの業務をたった1日ですべてやるんですか?

加藤さん:毎日決まった業務をやるわけではないんですけど、記事や画像の作成依頼シートは毎日作ります。これは、外部のライターさんやイラストレーターさんに発注するときの骨組みのようなもので、キュービックが力を入れている業務のひとつなんです。

上司も含めたチームメンバー全員と「ユーザーは何を知りたいんだろう?」「どうしてこのキーワードを検索したんだろう?」とかを考えて、いろいろと意見を交換しながら一緒に作るので、時間もかかるし、頭も使いますね。

長期インターンを始めたキッカケ

オフィスビル

ーそもそもの話になるのですが、加藤さんがキュービックで長期インターンをはじめたのってどんなキッカケがあったんですか?

加藤さん:長期インターンをはじめようと思ったのは大学3年生の頃。1番入りたかったゼミの試験に落ちたのがキッカケです。あのときは本当にショックでしたね……。

加藤さん

加藤さん:試験に落ちて「やることないし、どうしよう。何をやればいいんだろう」って思ったとき頭に浮かんだのが、長期インターンという選択肢だった。それで『Wantedly』という就活アプリを見ていたら、キュービックの求人を見つけたんです。

「インターンも社員同様の裁量」っていうタイトルにめちゃくちゃ惹かれました。あと、高校まで部活をやっていたんですけど、大学1、2年とふらふらしていたので、就活も見据えて何かに打ち込みたいなという気持ちが強くありました。それでどうせ打ち込むなら、いろいろ挑戦できそうな環境がいいなと。

上司に噛み付いてばかりだった入社当時

加藤さん

ー何かに打ち込みたい気持ちから長期インターンをスタートしたんですね。でも、新しいことをはじめるときって不安じゃないですか?

加藤さん:長期インターンをするのも、メディア運営も何もかもはじめてでしたけど、不安は全然なかったです。面談のときに「それだけのガッツと成長意欲があれば、未経験でも全然関係ないから大丈夫」って言ってもらえたのが自信になったのかも。自分にもできるんだって。

ー実際に働いてみてどうでしたか?ギャップとかってありましたか?

加藤さん:ギャップというのは特になかったんですけど、こんなにインターンに仕事を任せてくれるんだということにびっくりしました。当時僕がいたチームは長期インターン3人と社員1人の4人体制だったので、社員との距離がめちゃくちゃ近かった。

わからないことは社員にも先輩インターンにも積極的に聞ける環境だったので、できる仕事がどんどん増えていきましたね。入社してしばらくしてから、社員が「もし何かやりたいことがあるんだったら、どんどん手を挙げた方がいい」と言ってくれたんです。

当時僕は、入社してまだ3カ月くらいのペーペーだったんですけど、本業務のほかに8カ月にわたる社内の大きなプロジェクトにも参加することができました。本来参加するはずの人の都合が合わず、補欠参加という形ではあったんですけどね(笑)ガツガツしすぎて、たまに衝突するときもありました……。

ーそんなに尖ってたんですか。

加藤さん

加藤さん:尖ってたというか、以前の僕はプライドが高くて自分の意見はあまり曲げたくないタイプでした。でも、喧嘩をしたくて文句を言ったわけじゃないし、メディアをより良いものにするために必要なやり取りだったと思います。

ー信頼関係があるからこそ、お互いに言いたいことも言い合えると。

加藤さん:はい。上下関係にとらわれることなく、そうやってお互いに思っていることや考えていることをちゃんと口にできるのはめちゃくちゃ大事なことだと思います。でも周りからは生意気だって言われることもあるので、上司からも「コイツやりづらい」って思われているかも知れませんけど(笑)。

ーやっぱり、加藤さんのように“意見”という形で自分の考えをしっかり伝えるのってとても大事なことですよね。その繰り返しがメディアしかり、会社しかり、自分自身の成長へとつながるのではないでしょうか。

長期インターンをして得たものとは?

加藤さん

ー上司に噛み付くことも多かったと思いますが、長期インターンを始める前と後で感じたご自身の成長点ってありますか?

加藤さん:うーん……素直になれた気がします。課題に対しても、人に対しても、自分に対しても正面から向き合おうと思えるようになりました。キュービックでおこなわれるさまざまなプロジェクトや研修に参加して他部署の人の話を聞いたり、一緒に業務をしたりするなかで、このままじゃダメだなと。

わかったような口を利いて達観したり、ありのままの自分を認めずに取り繕っても、この先の成長はないんじゃないかなと思いました。

ー……(あれ、今日って社員じゃなくてインターンの取材だったよね……)

加藤さん:今100%素直になれてるかって言われると微妙ですけど、何ごとにも誠実でありたいとは思っています。そんなわけでだいぶ思考が変わったので、行動も変えていこうと思います。そう思えるようになったのも、キュービックで色んな人と色んな業務に携わらせてもらえたことが大きなキッカケになりました。

ー私も「自分が正しい」と思い込んでしまう節(ふし)があるのですが、加藤さんのお話を聞いて人は変われるんだと改めて感じました。人柄って本当に大切だと思うので、私も誠実な人間でありたいと思います。

加藤さん:本当にそう思います。誠実な人間になれるようにがんばります(笑)

ー話を戻しますが、これから長期インターンをしたいと考えている学生に向けてアドバイスをお願いします!

加藤さん:「就活を見据えて何かやっておきたい」とか「部活や勉強みたいに何かに打ち込みたい」って人は結構いるんじゃないかなと思っています。そういう人たちには長期インターンって、間違いなく成長できる環境です。

どこのベンチャーの長期インターンでもそうかなと思うんですけど、ある程度コミットして自分から手を挙げていかないと、得られるものは少ないと思います。だからもしキュービックで長期インターンをするなら、積極的に提案したり、自分から仕事を取りに行く姿勢でいた方がいいですね。目的を持つことで何かが変わるキッカケをつかめるはずだと思います。

ー素晴らしい!ありがとうございました!

まとめ

加藤さん

メディアで輝く長期インターン連載企画。今回は、「HOP ! 」のメディア運営に携わる加藤卓さんにお話を伺いました!インターンと社員という立場関係なく上司に意見をするのも、つい口調が荒くなってしまうのもすべて、画面の向こう側にいるユーザーを本気で強く想うからこそなのではないでしょうか。

私もこれからは加藤さんのように、自分の意見はしっかり伝えつつも素直でいることを忘れずに、目の前の相手や自分自身と向き合っていきたいと思います。