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就活でのメイクは身だしなみの一つ
スーツにパンプスで決めた就活スタイルなのに、メイクはいつものカジュアル。これではバランスがとれません。就活では、ビジネスシーンに合うメイクに変える必要があります。
また、普段はメイクをしない人もいるかもしれませんが、一般的なビジネスシーンでは女性はメイクをするのが身だしなみの一つとされています。
学生生活中はすっぴんでももんだいないけど、就活でメイクしなきゃならんからな……
— れと (@leto_als) November 13, 2016
そのため、すっぴんで就活に臨むのはNG。
就活はビジネスシーンに合うメイクを習得するチャンス!これを機に、自分に合ったメイク方法を身につけましょう。
盛りすぎはNG!ナチュラルメイクで控えめに
説明会・面接ではナチュラルメイクで明るく素直な印象に
では、シーン別に、どんなメイクが合うのか見ていきましょう。まず説明会や面接では、ナチュラルメイクがおすすめです。公務員試験を受ける場合も同様です。
ファンデーションはリキッドでもパウダーでもかまいませんが、厚塗りにならないように気を付けましょう。アイライン・マスカラは黒または茶色で。長さや太さは控えめに。目尻のはね上げやたれ目メイクはカジュアルな雰囲気になってしまうので避けましょう。
アイシャドウはベージュまたは茶色が日本人の肌にはなじみやすい色です。薄くグラデーションを付ける程度がおすすめです。
顔全体の印象を引き締め、意志の強さを示すのが眉。アイブロウを使って、細すぎず太すぎず、自分の顔だちに合った形や長さに整えましょう。眉がしっかりしている方が信頼感を持たれる印象になりますが、濃すぎても違和感があります。ペンシルタイプで描く場合は、眉の上下をブラシでぼかすと自然な眉に仕上がります。
チークやリップは、本来の自分の血色に近い色を選びましょう。ピンクまたは濃すぎない赤がおすすめの色です。
色が飛びやすい証明写真は、ややはっきりメイクで
証明写真を撮るときはどんなメイクがよいのでしょうか? 証明写真は、撮影時にライトを強く当てるので、顔がのっぺり写りやすく色が飛んでしまいます。それを避けるために、顔の立体感を出すことが大事です。
特にハイライトとシェードをしっかりめに入れるのがコツ。ハイライトはTゾーン、目の下、眉の下などに、シェードは顔の輪郭やおでこ、あご下くぼみなどに入れます。チークやリップはいつもより濃いめがおすすめ。
吹き出物や目の下のクマは写真になると目立つので、コンシーラーでしっかりカバーしましょう。
また写真の場合は特に、左右の眉の形や長さがそろっていないと不自然に見えてしまいます。均等に見えるよう、足りない部分は描き足してバランスをとりましょう。
困ったときは、プロが写真用のフルメイクをして撮影してくれる写真店もあるようです。自分でするのが不安なら、プロに任せるのも手。
ビジネスシーンに合うメイク方法を身に付けよう
つけまつげやアイプチは避けよう
簡単に目元の印象を変えられるつけまつげやアイプチ。目をぱっちり見せる効果が抜群のため、愛用している人も多いかと思います。でも、就活のメイクでは、つけまつげ・アイプチはやめておいた方が無難です。
なぜなら、就活メイクはおしゃれのためにするものではないからです。就活でのメイクは自分の良さを最大限に引き出すために、外見を整えることが目的です。本来の自分の顔立ちから離れすぎては不自然になってしまいます。
どうしても「つけまつげやアイプチなしでは、目元がキツくなってしまう」「眠そうな顔に見えてしまう」という場合は、つけまつげの長さやボリュームが不自然に見えないよう、慎重に選ぶようにしましょう。
就活でのメイクは自分に合うかはもちろんですが、志望する会社の雰囲気に合っているかも大切です。たとえば金融や教育業界を受ける際はおとなしめで誠実な印象のメイク、接客業では明るく話しやすい印象のメイクなど、受ける企業によってメイクの仕方を変えてみましょう。
メイクに自信がない方も、練習すればうまくなります。またプロのアドバイスを受けるのも上達への近道です。就活のためのメイク講座が、就活シーズンには各所で行われています。参加してみるのも良いでしょう。自分の良さを引き出すようなメイクができれば、就活成功に一歩近づきます!