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アルバイトでは挨拶が重要!
アルバイト初出勤日は、どんな仕事を任せてもらえるのだろうか、バイト先の人とうまくやれるのかと緊張してしまうもの。そんな不安をかき消してくれるのが、挨拶です。ハキハキと大きな声で挨拶をするだけで、「覇気のある人」「はつらつとしている」と好印象を抱いてもらえます。今回は、第一印象を左右するバイト初日の挨拶について解説していきます。
出勤時、退勤時には必ず挨拶をしよう
アルバイトをするにあたって絶対に忘れてはいけないのが、出勤時と退勤時の挨拶です。
「おはようございます」「おつかれ様でした」と挨拶するのはアルバイトといえども社会人としての基本。これを疎かにしていては、バイトメンバーや社員さんとの関係も上手くいきません。
あなたが人見知りであったり、話すのが苦手な方であっても、出勤時には「おはようございます」、退勤時には「おつかれ様でした」と、必ず挨拶をするように心がけましょう。
バイト初日の挨拶は特に丁寧に!
そして、アルバイト初日の挨拶は特に丁寧にする必要があります。
初日で緊張するのは当然ですが、これから一緒に働く仲間にきちんと挨拶をしましょう。
挨拶の例としては、「はじめまして、今日からお世話になる〇〇と申します。よろしくお願いします」と自己紹介を含めたものが望ましいです。
またバイトメンバーが複数いる場合は、そのひとりひとりに挨拶をするのが大切です。少し面倒に思うかもしれませんが、この挨拶をきちんとしておくことで、人間関係が悪くなることはありません。
事前に自己紹介の内容を準備しておこう
人見知りの人や緊張しいの人の場合は特に、前もって自己紹介で話す内容を決めておくことをオススメします。もし、あなたがオープン前の出勤だった場合は、どこかで挨拶をするタイミングがあるかもしれません。今後の抱負や趣味など、最低でも2個は用意しておくと妙な間ができることもなく、スムーズに自己紹介できるはずです。
挨拶は時間帯、業態によって使い分けよう
基本の挨拶は「おはようございます」
バイト先での挨拶ですが、基本的に出勤時は「おはようございます」、退勤時は「お疲れさまでした」と言うことがほとんどです。特に出勤時の挨拶は、朝・昼・晩関係なく「おはようございます」と言うようにしましょう。
はじめのうちは昼や夜に「おはようございます」と言うことに違和感を感じるかもしれません。
しかし、飲食店やスーパー、コンビニなどでは「こんにちは」「こんばんは」などと言うことはまずありません。出勤時は「おはようございます」と言うことを覚えておきましょう。
退勤時に関しては、業種や時間帯に関係なく「お疲れさまでした」が基本。自分が帰ったあともシフトに入っている人がいる場合は、「お先に失礼します」と一言添えておくと、より丁寧な挨拶になります。
業種によって挨拶を使い分けよう
ただ、一般企業に出勤してデータ入力のバイトをする場合などは挨拶が違うこともあります。
たとえば9〜17時が定時の会社に9時に出勤したときは、「おはようございます」で問題ありません。しかし午後1時からシフトが入っているときは、出勤時でも「おつかれ様です」と挨拶することが一般的です。
飲食店やスーパー、コンビニなどのアルバイトでは「おはようございます」が出勤時の挨拶ですが、バイト先によっては挨拶を使い分けましょう。どう挨拶していいか分からないときには、周りのバイト仲間や社員さんがどう挨拶しているのかを先に確認しておけば大丈夫です。
LINEグループがあれば挨拶をしよう
メールでの挨拶は必要ない
バイト先によっては、店長のメールアドレスを知っていたり、バイトメンバー全員が参加しているLINEグループがあるかと思います。そのメールやLINEに関してですが、メールでの挨拶は基本的に必要ありません。
バイト初日に「今日からよろしくお願いします」などと店長にメールした方が良いのかなと不安に思う気持ちは分かりますが、それは出勤時に伝えれば大丈夫です。メールの必要はないので、初出勤の日に「よろしくお願いします」と直接言うのが大切です。
LINEグループは招待されたときに挨拶を
バイトメンバーが参加しているLINEグループがあるときは、グループに参加した時点で自己紹介をしておくのが基本です。店長やバイトリーダーが、採用時や初出勤の際にLINEグループに招待してくれるはずなので、そのタイミングで自己紹介と挨拶をしておきましょう。LINEのグループに参加して、何の挨拶もないと印象が少々悪くなってしまいます。LINEは非常に身近なものですが、バイト先のグループともなれば社会人としての礼儀を守るようにしましょう。
文面は「はじめまして、新しく入ったアルバイトの〇〇と申します。よろしくお願いします」など、簡単な挨拶を一言で構いません。他のバイトメンバーに名前を覚えてもらえれば十分なので、あまり気負わず、早めに挨拶を済ませるようにしましょう。
ちなみに、ラインのグループに招待されたときの挨拶について、下記の記事で細かく紹介しています!ぜひチェックしてみてください。
挨拶をしたけど無視された!
あなたは、バイト先で挨拶を無視された経験はありますか?もしかして嫌われたのかも、と仕事にも身が入らなくなってしまうかもしれません。「おはようございます」「お疲れさまです」と挨拶したのに無視された場合は、いくつかのパターンが考えられます。
単純に聞こえていないだけ
ピーク帯でお店が混んでいた、考え事をしていて気がつかなかった、というパターンです。私が学生時代に働いていたバイト先で、挨拶をした先輩に無視をされてしまったことがありました。
しかし、その数分後には向こうから「あのさ、毎月いくらくらい貯金してる?」と話しかけられたので、単純に聞こえていないだけだったようです。BGMで聞こえなかった、というのはよくあるもの。気にすることはありませんよ。
単純に不機嫌だから
困ったものですが、感情の起伏が激しい人の中には「不機嫌だから挨拶は返さない」という人がいたりするもの。こういう人は、自分の気分が落ち着くと何事もなかったかのように話しかけてくる確率がかなり高いと言えるでしょう。もし挨拶がなくても、軽く受け流すくらいでちょうど良いかもしれません。
単純に好かれていない
単純にあなたのことを良く思っていない、好きではないから挨拶を返さないというパターンです。目には目を、歯に歯をで対抗していては、職場の雰囲気が悪くなるばかりかお店のイメージを下げてしまう可能性があります。仕事は仕事ときちんと割り切り、こちらは毅然とした態度を貫き通しましょう!
気持ちの良い挨拶を心がけよう!
これから一緒に働く人には、できれば良く思ってもらいたいもの。そのためには、明るく元気にハキハキと挨拶をすること。これに尽きます。出勤初日は緊張で顔がこわばってしまいますが、口角を意識することで物腰がやわらかい印象を与えられますよ!
(編集:岡冨 りさ)