
目次
今年の夏休みは何をしよう?
近頃は日中の気温がぐんぐん上昇していて、夏はもうすぐそこ。夏といえば、海水浴に花火大会、フェスなど……。イベントごとが目白押しですね。
一般的に大学生の夏休みは8〜9月の2ヶ月間。あなたは、今年の夏休みの予定はもう決めましたか?サマーインターンに参加したり、アルバイトを掛け持ちしたりしているうちに、気づけばあっと言うまに新学期……なんてことにならないために今回は、大学生の夏休みをより有意義な時間にするための秘訣についてご紹介します。
大学生の夏休みっていつからいつまで?
「大学生の夏休みは長い」なんてよく言われていますよね。冒頭でも軽くお話をしましたが、一般的には8〜9月の終わりにかけての60日間。丸々2ヶ月間は学校がお休みになるというわけです。
大学によってさまざまですが、大体は7月半ば頃から前期のテスト期間に入ります。このテスト期間が終わる8月1日〜7日あたりに夏休みに入る大学がほとんどのようです。
大学によっては集中講義がある場合も?
学部や学科によっては、夏休みがはじまってすぐの1〜2週間ほどは集中講義がおこなわれる場合もあります。集中講義とは、他校の教授を招いて、短期間で集中的に講義をおこなうというものです。
短いものだと3〜4日で終了するものもあり、最後の日にレポートを出して、単位をもらうというシステムです。1年かけてもらえる単位を短期間でもらえたりするので、単位が足りない人は積極的に参加するのがオススメです。
大学生の夏休みの過ごし方あるある
それでは早速、大学生の夏休みの過ごし方について私の過去の経験を交えながら紹介していきたいと思います。今年の夏休み、あなたはどんな風に過ごしますか?
自動車免許の取得
夏休みに入ったら即、自動車免許を取りに行きましょう。特にオススメしたいのが、合宿免許。筆記試験や路上試験など、学校に通いながらだと平均して2〜3ヶ月以上かかるところを、わずか2週間という短期間で免許を取得できるのです。しかも、価格が少し安くなるという点も安心で。通常だとだいたい35万円前後かかりますが、合宿免許であれば20万円前後で受けられます。
サークル活動
夏休みに入ると、多くのサークルで合宿や大会が開催されます。私は大学時代、ダンスサークルに所属していたので、夏休み中は朝から晩まで練習をしていました。8〜9月は大会が多いので、地方に遠征することも多々あり、夏休みはダンス三昧の日々でした。夏休みはサークルメンバーの都合も合いやすく、活動が活発になるようです。
ゼミ合宿
ゼミ合宿に参加する人もいるのではないでしょうか?高速バスや新幹線に乗り、大学から少し離れた場所でおこなわれることが多く、研究報告、ディスカッション、美味しいものを食べ尽くすなどその内容はゼミによってさまざまです。
「せっかくの夏休みなのに、ゼミ合宿になんて参加したくない……」という意見もあるようですが、ゼミ生の間で恋が生まれるなんてこともあったりするんだとか。
実家でゴロゴロ
「何もしないことをする」という自堕落なスタイルです。社会人になれば、2ヶ月間何もせずただただゴロゴロしながら過ごす、という時間はなかなか取りにくいもの。社会人になる前のこの機会に両親にとことん甘えてみるのも良いのではないでしょうか?
趣味に没頭する
読書や料理など、趣味に没頭するという人も多いようです。私は、音楽が好きなのでフェスによく参加していました。共通の趣味を持った人との新しい出会いもあり、連絡を取り合うなど今でも続く縁があります。
旅行
夏休みは、恋人や家族、友達同士で国内、国外の旅行をするのにもってこいの時期ですよね。少し足を伸ばして地方の温泉に行ったり、日本から遠く離れた海外で気持ちをリフレッシュしたり、普段は味わえない経験ができるのも夏休みだからこそ味わえる魅力です。
大学生カップルにオススメな国内の旅行先は?
某メディアが大学生カップル100組を対象におこなったアンケートによると、
1位 金沢
2位 横浜
3位 ディズニー
という結果が出ていて、2015年3月、新幹線が開通した金沢県は人気スポットとなっています。また、横浜は都内からであれば日帰りで十分楽しむことができるエリアです。昼間は中華街、夜は夜景というのが鉄板のデートコースですね。
また、誕生日や記念日のお祝いにディズニーリゾートを選ぶカップルも多くいる模様。特別感があっていいですよね。
キャリアステップにつながる過ごし方
ここまでは大学生にありがちな夏休みの過ごし方についてご紹介しましたが、続いては、自身の今後のキャリアステップにつながるような夏休みの過ごし方について見ていきましょう。
サマーインターン
就業体験だけではなく、お金を稼ぐこと、仕事をすること、とは何なのかを肌で感じながら働けるインターン。社会人経験も人生経験も豊富なベテランたちと関われる機会は、そうそうありません。また、参加することでキャリア形成のきっかけ作りにもなるので、「夏休みの予定は特に決まってない」という人こそ参加してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、下記の記事ではサマーインターンについて詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
学年別!夏休みの長期有給インターンについて徹底解説
ボランティア
阪神淡路大震災や東日本大震災をきっかけに、日本全国にボランティア活動が広がっています。大学生というのは、一番エネルギッシュで、吸収力が高い時期。学校教育現場での教員の補助や介護福祉施設の手伝いなどへの参加を通して、社会に対する考え方が変わり、視野を広げられるきっかけになります。
海外留学
短期の海外留学に行く、というのも自分自身にとって新たな刺激になります。私は学生時代、カリフォルニアに3週間だけ短期留学をしました。誰も知り合いがいない土地で、異国のカルチャーや習慣、新しい価値観に触れることで、自分の視野がとても広がりました。今の生活に何か悶々とした気持ちを抱えているような人はぜひ、短期留学してみることをオススメします。
資格の勉強
日商簿記検定やファイナンシャルプランナー、TOEIC、秘書検定など資格の勉強をするというのもアリ。資格重視の採用は廃れつつあり、必ずしも採用に直結するわけではないにせよ、取得しておけば必ず役に立ちます。
ちなみに、就活に役立つといわれている資格については下記の記事で詳しく紹介しています。これから資格の勉強をしようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
有利になるの!?大学生が持っておくべき就活に役立つ資格とは?
夏休みのアルバイトは稼げる?
夏休みを利用して、単発のイベント案内やリゾート地でアルバイトをするというのもオススメです。どちらも日給1万円近くに設定されていることが多いので、私の友人は夏休みが終わる頃には30万円近く貯まっていた、なんてこともありました。
短期アルバイトで出会いが生まれる
単発の夏フェスイベントでは、出会いが多く恋が生まれやすいようです。ここでいくつか体験談をご紹介しましょう。
「はじめてのイベントスタッフのアルバイトで緊張していました。でも実際に参加してみると、自分と同年代の人が多かったのでワイワイしながらサークルみたいな雰囲気でとても楽しかった。同じ会場案内の男の子と仲良くなりました。
好きってわけではなかったけど『今日を逃したらもう2度と会えないかもしれない!』と思って勢いで連絡先を交換して、その後ちょくちょく食事に行くようになったんです。
何回か食事に行ったあと、どちらからともなくそういう雰囲気になり、今もその彼と付き合っています。今年は彼と2人でイベントスタッフに参加しようと思っています」(20歳・女性)
「1日で1万円以上稼げるって友達から聞いて、お金欲しさにイベントスタッフに応募しました。でも、屋外イベントが多くて日中は暑いし汗でベタベタするし、立ちっぱなしだし、想像以上にきつかった。
しかも、僕は設営側に配置されていたので体力的もしんどくて……。そんなときに、僕とタメの女の子が『大丈夫ですか?』って飲み物をくれたんです。顔もタイプだったし、いいなぁって。
それで、イベント後の打ち上げで話しかけたら意気投合して流れで付き合うことになりました。お金も稼げて彼女もできたので、きつかったけどイベントのアルバイトをしてよかったなって思います。本当オススメです」(21歳・男性)
暇すぎてすることがない……。
アルバイトや海外留学、インターンへの参加などアクティブに活動している人がいる反面、「何もすることがない」「暇すぎて過ごし方がわからない」という意見も見受けられます。そこで、暇すぎると嘆く学生にオススメな夏休みの暇つぶし方法ご紹介します。
ジムに通う
ジムに通って肉体改造をしてみるなんて方法もあります。何もせず1日中家でゴロゴロしていると、運動不足になったり、ぜい肉がついて体重が増えてしまうこともしばしば。
夏休み中にジムに通って体を絞ることで、運動不足の解消はもちろん、ストレス発散にも効果がありますよ。
読書をする
とにかく本を読み漁る、というややストイックな方法です。私の友人は、毎日自宅近くの図書館に通ってさまざまな作家の本を読み漁ったそうです。もともと本を読むタイプではなかったのですが、夏休みが終わる頃にはすっかり文学青年になっていました。
就職面接で「影響を受けた作家は誰ですか?」や「尊敬する人は誰ですか?」と聞かれることがあるため、本を読むことはきっとプラスになるはずです。
夏の甲子園を観戦する
これはかなりオススメの過ごし方です。私は野球観戦が好きなので、甲子園出場を目指して、高校球児たちが一生懸命に戦うその姿に思わず見入ってしまうんです。さまざまなドラマがあり、いつの間にか感情移入してしまいます。
人と違ったことをする
「ひとり旅をする」「世界一周旅行に出かける」という非常にアグレッシブな方法です。極論、多くの人がしていることは、インターネットで調べたり人から聞いたりすれば得られる情報。だからこそ、人と違ったことをすることに意味があるのです。
また、あえて興味がないことに挑戦してみるというのもオススメ。興味がない世界や環境に身を置くことで、「やりたいこと」を見つけられるための判断材料にもなるからです。
有意義な夏休みを送ろう!
夏休みの過ごし方に正解はありません。ですが、ただダラダラ過ごすのではなく、アルバイトでガッツリ稼いだり、インターンに参加したり、せっかくの長い夏休みは有意義に過ごしたいもの。
それでも「何をしたらいいのかわからない」「暇すぎる」と思う方は、いっそのこと日本を飛び出して見てはいかがでしょうか!?きっと新しい発見が待っているはずです!!