社会人が「学生時代にやっておけばよかった……」と後悔すること11パターンとは?

大学生
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学生時代の4年間は貴重な時間

花畑

大学生活4年間というのは、あっという間に過ぎてしまうものです。卒業をしてから「もっと◯◯しておけばよかったなぁ」と後悔しても、その時間は戻ってはきません。社会人になると時間が制約されるため、自分のための時間を確保するのはなかなか難しいもの。

そこで今回は、大学生のみなさんに悔いのない学生生活を送ってもらうべく、社会人になってから後悔しがちな内容をご紹介していきたいと思います。学生生活を充実させるための参考にしてみてください!

社会人が「大学時代にやっておけばよかった」と後悔すること

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社会人数十名に、「学生時代にやっておけばよかったと後悔していること」は何なのかアンケートをとってみました。もっとも票の多かった順に紹介します。

1.アルバイト

もっとも多かったのがこれです。就職する前に複数のアルバイトを経験しておくことで、「働くこと」「お金を稼ぐこと」が一体何なのかを学ぶことができます。また、自分とは性格がまるで違う人が集まる環境で働くことにより、人付き合いや人との適切な距離の取り方、コミュニケーションスキルが磨かれていきます。

何かミスをしたとしても「学生だから」と許してもらえることも多いので、失敗を恐れずに挑戦できる環境でもあり、その失敗から学べることも多いもの。

2.海外旅行

飛行機

続いて多かったのが「もっと海外旅行に行っていれば視野を広げられたかも」という意見。社会人になると、海外旅行に行くためのまとまった休みは取りづらくなります。

有給休暇を取得できる時期であっても旅行のために長期休暇を申請するのは周りの目などもあって気が引けてしまうことも。語学力の向上はもちろん、感受性が豊かになったり、視野を広げられる新しい発見に出会えたりするのです。

3.部活・サークル活動

部活動やサークル活動を通して、仲間と一緒に何かを成し遂げるという達成感を得ることができます。自分ひとりだけではどうにもならないことも、仲間と一緒であれば乗り越えられるもの。

この積み重ねによって忍耐力や協調性、粘り強さが培われていき、仕事で辛いことがあったときにも生きてくるのです。特に部活動は上下関係が厳しいことが多いので、経験がある人の方が良好な関係性を築きやすくなります。

4.語学の勉強

海外

グローバル化が進む昨今、語学が堪能な人は任せてもらえる業務の幅も広がります。外資系企業のなかには、TOEICや英会話の受講料を負担してくれるところもありますが、大体の場合は自分で勉強をしなければなりません。

そうは言っても語学の勉強のための時間を取るのは社会人になるとなかなか難しいものです。少しでも時間に余裕のある学生のうちに、英語、中国語といった王道の語学は取得しておきましょう。

5.海外留学

海外留学経験者の割合は年々高くなっています。しかし、社会人になると長期のまとまった休みはなかなかとれません。「今休まれたら〜」とか「業務の引き継ぎが〜」とかで、まわりのことを考えると休みたいとはなかなか言い出しにくいこともの。

こうした理由などから仕事をしながら留学するのは難しく、大学生のうちに行っておいた方がいいかもしれません。ちなみに、大学3、4年になると就活や卒論で忙しくなるため、大学1~2年生を目安に行くと良いでしょう。

6.資格の取得

勉強

時間がある学生のうちに資格取得のための勉強をしておきましょう。秘書検定、ファイナンシャルプランナー、TOEIC、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)といった資格は就職後のあらゆるビジネスシーンで役立ちます。

仕事をしつつ資格取得の勉強となると、思うように進まず中途半端なままで終わってしまいがちです。勉強できる環境に恵まれた学生時代は、資格取得に励んでみてはどうでしょうか。

7.勉強

上で触れた資格取得はもちろん、ゼミに入って自分の興味・関心のある専門分野について徹底的に勉強をする、というのも大学生だからこその特権です。学内にある図書館で読書に没頭したり、学割を利用できる博物館や美術館に行って歴史や芸術について学んだり、学べる環境を有効活用しましょう。

8.人との交流

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学生時代により多くの人と交流する機会を持つことで、より多くの価値観に触れることができます。自分の考えや視野が広がるほか、それまでとは違った物事の捉え方ができるようになるため、自己成長できるきっかけになるのです。また、コミュニケーションスキルが磨かれていくため、学生時代はインターンシップへの参加やボランティア活動などを積極的におこない、人と接する機会を意図的に増やしていきましょう。

9.恋愛

社会人になると業務を覚えるまでに時間がかかったり、職場の雰囲気に慣れずに気疲れしたり、学生時代のように恋愛を楽しむ余裕がなくなりがち。

学生時代は出会いが少ないと言われていますが、社会人になるともっとその機会が減ってしまうことも。恋愛を思い切り楽しみたいのであれば、学生時代にある程度の恋愛を経験しておくと良いかもしれないですね。

10.とにかく遊ぶ

虹

飲み会への参加、合コン、恋人とのデート、海外旅行、夏のレジャーなど、とにかく遊びまくるというものです。資格取得のための勉強やアルバイトでお金を稼ぐこと、部活動に励むのも大切なこと。

けれど、思い切り遊んで、今しかない大学生活を満喫する時間も必要ですよ。遊びを通して趣味を見つけるきっかけに繋がることもあります。羽目を外さない程度に遊びましょう。

11.一人暮らし

就職を機に実家を離れて一人暮らしをはじめる人も多いのではないでしょうか?友達を招いての飲み会や誕生日会など、大学時代というのは、人生のなかでもっとも自由を謳歌できる時間でもあります。

また、一人暮らしでは、料理や洗濯など何もかも自分でやらなければならないことが多くなるものです。仕事で疲れて帰ってきてそのまま寝てしまう、という生活が続くと生活習慣が乱れていってしまうので、学生のうちの一人暮らしは社会人になったときの予行練習にもなります。

社会人1年目に聞いた!大学時代にやっておけばよかったと後悔したこと

雨

ここからは、社会人1年目のY.Wさんに「大学時代にやっておけばよかった」と後悔していることについて話を聞いてみました。

本日はよろしくお願いします。Y.Wさんは現在社会人1年目ということですが、「学生時代にやっておけばよかった」と今1番後悔していることはなんですか?

勉強ですね。学生時代は、ダンスサークルに所属していて部活漬けの毎日だったので、もっときちんと資格の勉強なり、語学なり、きちんと学んでおけばって後悔はあります。

働きはじめると、勉強する時間ってなかなか作れませんよね。

そうなんです。私の同期は語学が堪能で、日本語、英語、中国語を話せるトリリンガルもいるんです。会社でも頼りにされていて、クライアントが外国人の場合は打ち合わせに同席もしているので、羨ましいなって思います。

現在は、実際に勉強されていらっしゃるんですか?

本屋で参考書を買ってそれっきりになってしまっています。通勤するときに読もうと思ってカバンの中に入れてはいるんですけど、疲れてうっかり寝てしまうことが多くて……。いざ勉強しようと思っても、なかなか時間が確保できないのが現状です。

確かに、仕事で疲れて帰ったあとに勉強となると根気がいりますもんね。

そうですね。参考書での勉強が自分には合っていないのかもって思って、最近は映画を観たり、日記をつけたりして、無理のない範囲で勉強する方法に切り替えました。

やり方を変えてみてどうですか?

「勉強しなきゃ」っていう義務感がないので、自分に合った勉強法かなって思います。でもやっぱり、時間のある学生時代にもっと勉強しておけば業務の幅も広がったのになって。

今は語学ができて当然、と言う風潮もありますもんね。最後に、今大学生の人たちに向けて何か一言アドバイスをお願いします!

とにかく、悔いのない学生生活を送ってください!

ストレートな言葉が逆に響きますね!本日は貴重なお話の数々、どうもありがとうございました!

 

後悔しない学生生活を送ろう!

女性

「学生時代にもっとこうしておけば」と後悔しても、その時間は二度と戻ってはきません。全く後悔のない生き方をすることは難しいかもしれませんが、積極的に行動に移すことで充実した時間を過ごすことができます。

繰り返しになりますが、働き始めると自由な時間というのはなかなか作れないため、今やりたいことを思う存分やっておくべきですよ!