挫折を経験した僕がそれでも株式会社VSbiasで働き続ける理由

Mr.mori
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目標は在学中4年間で起業をしてバイアウト

VSbias

こんにちは!ライターの渡辺です。「もう無理。。。」と、何もかもを投げ出してくなるときってありませんか?膨大な仕事量で自分のキャパシティを超えてしまい、張り詰めていた糸が急にプツッと切れてしまう。

株式会社VSbiasでインターンとして活躍する森海渡さんはほんのちょっと前、そんな状況に陥ったのだと言います。

現在は、インターンながらに、マネジャーとしてプロジェクトのタスク管理や事業開発に携わるなど、チームの一員として社内から絶大な信頼を得ています。

フリーの人事コンサルタントとしても活躍し、「大学在学中の4年の間に起業をしたい」と語る森さん。挫折を経験し、それでもVSbiasさんで働き続ける理由とは?

 

はじめまして、ライターの渡辺です。本日はよろしくお願いします。それでは早速ですが、VSbiasさんはどんなことを行っている会社なのか教えてください。

はい、弊社は株式会社メタップスの子会社で、民泊事業を行っています。具体的には2つありまして、まず1つ目は、「Baberu」という宿泊施設の掲載から収益化までをサポートする一元管理ツールを提供しています。
こちらは、近々有料版でリリース予定です。2つ目は「エアリノベ」という民泊の完全運用代行サービスをおこなっています。

そうなんですね。2つの事業のうち、森さんは具体的にどのような業務をおこなっているんですか?

僕は、「エアリノベ」のマネジメントに携わらせていただいています。主に、民泊のオーナーとのやりとり、ゲストへのメッセージやトラブル対応、清掃、宿泊スケジュール管理などが主な業務です。
あとは、価格調整などもおこないます。賃貸物件って、選ぶ駅や路線によって変わりますよね?民泊も同じで、民泊の相場を分析して場所に見合った価格の設定もしています。
各ポジションに専任のスタッフがいるので、僕は「エアリノベ」全体を見つつ、マネジメントやディレクション業務を行っています。今後は「Baberu」のマーケティング領域でも、KPIを持って挑戦していきたいです。

インターン生でもマネジャー業務を任せてもらえるって、なかなかないですよね。森さんはどうして、VSbiasさんでインターンを始めようと思ったんですか?

自分の目標の実現に一番近い会社だと思ったからです。高校生のときから、「大学4年間のうちに起業をしてバイアウトをする」という目標があったんです。
それで実際、高校生のときに起業をしました。結局、うまくいかなくてやめちゃいましたけど。当時はまだ高校生で若かったし、これから先、自分が起業をするために、心の底からすげぇなって思える経営者や起業家とのもとで仕事をしたかった。
とにかく、若いうちに吸収できるものは全部吸収したいと思ったんです。それで、起業をしていたときに知り合った経営者に「どこで働けば自分のためになりますか?」って聞くと、「メタップス」って答えるんですよ。
それも、ほぼ全員が。どんな会社なのか調べてみると、VSbias代表の留田(留田柴雲さん)が、在学中に22歳で起業をしてバイアウトに成功しているってことを知って。それで、もうここに行くしかない!と思い速攻でインターン募集に応募しました。

「大学4年間のうちに起業をしてバイアウトをする」という目標を実現している人に出会えたんですね。実際に働いてから、大変なことってありましたか?

社員や社長と同等のスピード感が求められことです。弊社は、インターンも社員も社長も仕事の裁量に区別がなくて、組織の一員としての責任を果たすためには、膨大な量の仕事をハイスピードでこなす必要があります。
スーパーマンのように当たり前に仕事をこなす先輩。一方で、そのスピード感についていけず、仕事効率がなかなか上がらない自分。入社当時は、常にジレンマとプレッシャーの中で仕事をしていました。

裁量を持って働ける分、責任は重大ですね。「心の底からすげぇ」って思える人たちと同じ環境で働くことは、森さんにとって刺激になりましたか?

はい、とても。実は、インターンの他にフリーランスで人事コンサルタントを行っているんです。一概には言えないんですけど、フリーランスって、自分のペースで仕事ができる部分があると思うんですね。
でも、組織の中で働くと、色んな人が色んな案件を同時に抱えていて、それぞれの業務を把握、管理しながら働いているから「自分のペースがあるので」とか言ってられない。
自分のたったひとつの小さなミスで事業が吹っ飛ぶことだってある。「自分のキャパがどうこう」とかじゃなくて、組織の一員である以上与えられたタスクは絶対だし、もっと真剣に取り組まないといけない。

個人ではなく組織レベルで考えると、尚更どんなことも歯を食いしばって必死にならないといけないですね。
現在、マネジャーとしてディレクション業務に注力されているわけですが、ベンチャー企業ならではスピード感ってあると思うんです。業務を進めるなかで、一番辛かったことってありますか?

ありますよ。学校が始まる前までは、朝10時から22時までがっつり働いていました。「定時(19時)で帰っていいからね」って言われていますが、夢中になってしまうんですよね。学校が始まっても社内全体で共有できるようにってことで、自分が持っている案件を自動化する仕組みを作っていたんですね。
知らない知識を頭に詰め込みながら自宅で作業を続けていて、「あぁやっと終わったー!!」って抜け殻状態になっていたとき。留田から「はい、次これお願いね」って、タスクと納期の一覧がメッセージでポンって送られてきて。
その瞬間、シャウトしながら家中のものを破壊しました(笑)。

それはやはり、心に余裕がなくなってキャパを超えてしまったからですか?

そうですね。バイトをしたり、旅行に出かけたり、自分のやりたいことを伸び伸びやっている友達がすごく魅力的に見えたんですよね。
次から次へと振られるタスクに必死で、心の余裕がなくなっていた僕は「一体自分は何をしてるんだろう」って、まわりと比較をしてしまったんです。
「さすがにこのままだとマズい」と思って、留田に電話で「4年間のうちに起業をしてバイアウトをすることを目標にしてましたけど、一度、自分の人生を見つめ直したいので、1週間だけ休みをください」とお願いをしました。
その1週間は仕事のことは本当に何も考えず、思いっきり学生っぽい生活を満喫しましたね。旅行に行ったり、クラブに行ったり、彼女と出かけたり、友達の家に泊まったり。

1週間のリフレッシュ期間は、森さんの人生を見つめ直すきっかけになりましたか?

はい。1週間の休みをいただいて思ったことは「幸せになりたい」ということ。今まで、起業とかバイアウトとか言ってましたけど、結局、根本にある願いって幸せになることだと思うんです。
友達と会って他愛もない話で盛り上がる時間はもちろん楽しい。でも、どこかで何とも言えない虚無感を感じていたんです。そのときに、自分にとっては楽しい=幸せではないなって。
もちろん人によってその定義はさまざまですけど、自分にとっての幸せは夢中になることなんだなって。
無茶苦茶なタスクを振られて負荷をかけられようが、詰められようが、夢中になってやりきったその先にある達成感こそが、自分を幸せにしてくれる。だから、「すみません。もう一度やらせてください」ってお願いをして復帰しました。

森さんは自分で自分をどんどん追い込む、ストイックなタイプなんですね。

Mr.mori

はい、めちゃめちゃ追い込みます。でも、僕なんて全然ですよ。留田をはじめ、社員は追い込み方が尋常じゃないんで。
投げ出してしまった時期もありましたけど、温かく迎えてくれた留田や社員にはめちゃくちゃ感謝してます。
今まで、自分がいかに表面的な付加価値でしか考えていなかったかってことに気づけましたね。

入社して3ヶ月弱、さまざまな葛藤があったなか、やりがいを感じる瞬間ってどんなときですか?

任された仕事のKPIを達成したときですね!自分が任されているサービスの運用を開始してすぐに、目標の数字を達成できたときは「あの時は大変だったけどまた頑張ろう!」って思えますね。
あと、自分が提案した戦略が採用されて実施されたとき。会社の一員として働けることを誇りに思えます。

インターン生も裁量権を持って働けるんですね!!今後どのような学生と一緒に働いてみたいと思いますか?

基本的な社会人基礎力と批判的思考力がある人と働けたら、いいですよね。少数精鋭で仕事を回していて、ありがたいことに案件は山ほどあるので猫の手も借りたいくらい。
なので、自分で問題を分析しながら解決し、自走できる人となら、より生産性の高い仕事ができると思います。素直で向上心のある人ならもっといいですね。

ありがとうございます!最後の質問となりますが、森さんにとってVSbiasさんはズバリ、どんな会社ですか?

爆速な会社です!よく留田から「今持ってる業務だけじゃなくて、自分で企画をどんどん提案して事業化しろよ」って言ってくれるんです。向上心さえあれば、どんな仕事でも実現できます!

ありがとうございました!本日はお忙しいなか貴重なお話の数々、ありがとうございました!

自分にとっての幸せを気づかせてくれた株式会社VSbias

今回は、株式会社VSbiasで働く森海渡さんを取材してきました。次々と振られるタスクに、遂に自分の中の限界を超えて「自分は一体何をやっているんだろう」と挫折を経験。しかしその経験が、森さんにとっての幸せとは何かを知るきっかけとなり、「在学中4年間で起業をしてバイアウトをする」ことの原動力になっています。森さんのお話を聞いていて私も、自分にとっての幸せとは一体何なのかを考える貴重かきっかけとなりました。

森さんがどんな業務を行なっているのか、より事業内容についてしりたい方はぜひ、下記のリンクをチェックしてみてください。

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