何者なのか分からない自分を救うたった1つの方法とは?

リクルートスーツを着て座っている3人
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自分って一体何者?

Different Man

年も変わり大学3年生のみなさんの中には、就活を始めている人もちらほらと出でくる頃ですね。1.2年生の皆さんもそんな先輩たちの背中を見て、色々と考えるのではないでしょうか?

今回は大学生という、大人と若者のちょうど間にいるみなさんに向けての私からのアドバイスです。

自分が自分じゃない気がする

私は大学生時代、就活という人生の一大事に直面してはじめて、「自分って何者なんだろう」ということを本気で考えていました。

「自分には何ができるのだろう」「自分は一体どこに向かっているんだろう」「本当にこんな生活をしていていいのだろうか」「将来やりたいことはなんだろう」。そんな疑問が次々に湧き出しては消えて、だからと言って何をすればいいのか全然分からない。

そうやって意外と何にもない自分に気づいたときには、昔は自分よりも劣っていたはずの友達が手の届かないくらい遠くにいたりして。

「自分って何者なんだろう」そう考え始めると、どんどんマイナス思考になっていました。あなたもそんな経験ありませんか?そもそも、こんな風に考えてしまうのは一体どうしてなんでしょうか。

足りないものはなんだろう?

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大学生活がスタートしてしばらくすると、サークルで仲良くなった先輩や一緒にランチする友達もできたりして、まあそれなりに楽しいキャンパスライフを送るでしょう。スタートラインは同じだったはずなのに、ふと気が付くとオーラみたいなものをまとい始める人が現れます。話すことや、やることのレベルが自分より明らかに高い人たちです。

たとえば、ボランティア活動に貢献して表彰されたり、サークルをゼロから立ち上げたり、中には起業してる人もいたりします。

今は今でそれなりに充実していて、そういうのには全然興味ないし、むしろ遊ばないだけ損だ、みたいに振る舞いながらも、内心では打ち込めるものがあってうらやましいと感じていたり、自分だけ置いて行かれたような気がして実はものすごく悔しかったり。

私は、「あいつは◯◯なのに」「あいつだって◯◯なのに」と、たくさん言い訳をしていました。自分には才能がないからと、都合のいい言い訳をして諦めていたんです。

自分と彼らの違いって何だろう?

Retro effect and toned image of a woman hand writing a note with a fountain pen on a notebook. Motivational concept with handwritten text I AM WHO I AM

いざ就活を始めると、彼らと比べて実績も自信もない自分が明るみになってしまいます。でも、それは決してあなたの価値が低い、価値がないということではありません。ほんの少し経験が少ないだけ。だから、一歩を踏み出して、自分の能力を試すことが必要です。その場所は、部活でもバイトでも、ボランティアでも、インターンでも、旅行でも、なんでもいいと思います。

そして、一歩踏み出すと、怒られたり、後悔したり、傷ついたり、褒められたり、感動したりします。そうしていく中で、自分と彼らの違いが少しずつ分かるはずです。彼らにできて自分にできないことはなんなのか。自分の強み、弱みは一体なんなのか。それを知っていることほど強いものはありません。

就活でよく聞かれる質問のひとつに、こういうものがあります。

「あなたの強みと弱みを教えてください」

なぜでしょう?自分の本当の強み、弱みは一歩踏みだした人にしかわからないからではないでしょうか。