
目次
- 1 早期に内定をもらうコツってあるの?
- 2 面接で内定を勝ち取る13のコツ
- 2.1 面接前にできること
- 2.2 1.エントリー数はできるだけ多く
- 2.3 2.将来やりたいことを決めておく
- 2.4 3.できるだけ多くの就活イベントに参加する
- 2.5 4.企業研究は徹底的におこなう
- 2.6 面接のときにできること
- 2.7 5.第一印象
- 2.8 6.声のトーン・大きさ
- 2.9 7.話すスピード
- 2.10 8.要点を端的に話す
- 2.11 9.「自分できます感」を出さない
- 2.12 10.逆質問は最低でも2〜3個用意しておく
- 2.13 面接以外の場所でできること
- 2.14 11.スマホの電源はオフにしておく
- 2.15 12.面接を待機している間はノートや本を見て備える
- 2.16 13.面接会場を出るまでは静かにする
- 3 面接当日に避けるべき5つの行動
- 4 節度のある行動を心がけることが何よりのコツ!
早期に内定をもらうコツってあるの?
就活中、避けては通れない面接。その面接でどこまで面接官に「我が社に必要な人材だ」と思ってもらえるかで、内定をもらえるかどうかが決まります。そうは言っても、どうすれば面接官に好印象を与えられるかはなかなかわからないもの。
だからこそ、多くの就活生たちは面接という最大の難関に苦戦するのです。そこで今回は、早期内定をもらうための「就活のコツ」についてお話をしたいと思います。
面接で内定を勝ち取る13のコツ
面接官たちが「この学生と一緒に働きたい」と思うのはどんな人なのか、内定を勝ち取るためのコツを見ていきましょう。面接前はぜひ、下記の13個の項目を意識してみてください。
面接前にできること
1.エントリー数はできるだけ多く
就活生のなかには「僕は◯◯企業と◯◯企業に絞って面接を受ける」「◯◯業界だけにしか興味がない」とエントリー企業を絞っている人が一定数いるはずです。しかし、受けた企業から100%の確率で内定がもらえるかどうかはわかりません。
受かるか受からないかを考えるよりも、興味・関心のある業界や企業へはできるだけ多くエントリーしましょう。エントリー企業が多ければ、その分受かる確率も高くなるものです。また、仮に興味のなかった企業から内定をもらって働いてみたら、意外と楽しかったという発見もあるかもしれません。
2.将来やりたいことを決めておく
就活をはじめる前にざっくりでも構わないので、ある程度「就活の軸」ないしは「将来こんなことをやってみたい」ということを決めておきましょう。
最近は「やりたいことがわからない」という就活生が増えていますが、やりたいことや入社したら実現したいことがある程度固まっている方が、説得力のある志望動機を伝えられるようになります。結果としてそれが面接官の心を動かし、興味を持ってもらえるきっかけになるのです。
3.できるだけ多くの就活イベントに参加する
就活シーズンに入ると、経団連加盟の企業による合同会社説明会や単独会社説明会、セミナーなどが全国各地で開催されています。業界や企業のビジネスモデルについてより深く知るきっかけになるほか、企業選びの判断材料を作ることができるのです。
また、参加するうちに知り合った就活生と就活についての情報交換をし合えることも。ぜひ積極的に参加しましょう。
4.企業研究は徹底的におこなう
企業研究、きちんとできていますか?企業にエントリーしたら、その会社のビジネスモデル、サービス内容、業績、経営理念などを徹底的に研究しましょう。企業研究がきちんとできておらず、応募企業の強みを理解できていない状態で面接を受けても、志望動機はおろか自分の強みをどう生かせるのかすらきちんと伝えられなくなってしまいます。
今はネットで調べればいくらでも情報収集できる時代です。調べているうちに、企業が求める人物像もわかるようになるので、自分の売り込み方も自然と把握できるようになります。
面接のときにできること
5.第一印象
やはり、何と言っても1番はこれに尽きます。人の第一印象というのは会って3秒で決まり、その9割が見た目によるものだと言われているんです。男性でも女性でも、目にかかりやすい前髪は横に流す、フェイスラインは出す、爪は短く切って整えておくなど、頭のてっぺんから指先まで清潔感のある身だしなみを意識しましょう。
第一印象はなかなかあとから変えられるものではないので、誰から見ても好感を持ってもらえる装いを心がけたいものです。下記の記事では、好印象を与えるネイルや髪色について紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
6.声のトーン・大きさ
自分では大きな声でハキハキと話しているつもりでも、面接官にとっては聞き取りづらかったり、早口すぎて何を言っているのかわからないと感じさせてしまったりするのはよくあります。面接では、いつも以上に話すときの声のトーンを意識しましょう。話す前に一度、深呼吸をして心を落ち着けると、緊張した気持ちが和らぎますよ。
7.話すスピード
(6)で触れた内容と同時に、話すときのスピードも意識してみてください。緊張すると、どうしても早口になりがちです。ゆっくり話すことで、話しながら自分の頭の中を整理する時間もできるので、普段話すスピードよりもゆっくりめに話しましょう。
8.要点を端的に話す
アンサーファーストを意識しましょう!具体的な答え方としては、「結論」→「理由」→「結論」の順番で、話したい内容を端的に伝えることです。面接の目的は主に、履歴書には書かれていないあなたの素顔を知ることです。
面接官はあなたにできるだけ多くの質問を投げかけて、あなたの本音を知りたいと考えています。面接の時間は限られているので、要点をかいつまんだわかりやすい話し方を意識してみてください。
9.「自分できます感」を出さない
これは応募者のストレス耐性、臨機応変な対応をチェックするための圧迫面接で、ついやってしまいがちな行為です。面接官の質問に対してイラついた態度を見せたり、反抗的な言い方をすると「新米なのに偉そうだ」と思われてしまう可能性があります。圧迫面接に限らず、常に謙虚な姿勢で受け答えをするように心がけましょう。
10.逆質問は最低でも2〜3個用意しておく
「それでは最後に、何か質問はありますか?」という逆質問をされることがあります。面接官は逆質問をすることによって、応募者が企業に対してどれくらい興味を持っているのか、質問力があるか、ということをチェックしています。
緊張感マックスな面接では、よほど頭の回転が速い人でない限り、具体性のある質問はなかなか出てこないはずです。あらかじめ、聞きたい内容を2〜3個ほど考えてまとめておくと、スムーズに質問できますよ。
ちなみに、下記の記事では面接官にウケる逆質問について例文付きで紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください!
C面接官の「何か質問はありますか?」への返答で内定が決まる!?
面接以外の場所でできること
11.スマホの電源はオフにしておく
会社説明会や面接会場に入る前にスマホの電源はオフにしておきましょう。シーンと静まり返った会場内では、着信やメールを知らせるバイブ音による振動は思いの外まわりの人や面接官に響いて聞こえてしまいます。
電源をオフにしておくことで、自分自身も説明会や面接に神経を集中させることができるので、面接会場の建物に入る前(最寄りのコンビニやカフェなど)で電源を切っておくと安心ですよ。
12.面接を待機している間はノートや本を見て備える
面接会場に入って受付を済ませたら、自分の順番が呼ばれるまで別室で待機することとなります。スマホやタブレット端末をいじるのではなく、就活ノート(成功者は実践してる!?内定を勝ち抜く就活ノートの作り方とは??)や参考書、履歴書を読み返すなどして、自分の面接の順番が回ってくるまで静かに待ちましょう。
13.面接会場を出るまでは静かにする
面接から解放された喜びを一気に爆発させ、面接の部屋を退室してからすぐに大はしゃぎ、なんてことはしないように気をつけましょう。そのあと廊下ですれ違った人も採用関係者だった……というケースも考えられます。面接会場を出るまではまだ、面接は終わっていません。面接中の緊張状態を保ったまま、静かに建物を後にするようにしてください。
面接当日に避けるべき5つの行動
1.歩きタバコ・ゴミのポイ捨て
心を落ち着けるために面接会場の近くで路上喫煙、ましてや歩きタバコなど、絶対にしないようにしましょう。また、ゴミのポイ捨ても当然ながらNGです。もしそんな就活生の姿を企業の人が見たらどう思うでしょうか?
「非常識だ」「モラルがない」とマイナス評価を受けてしまう可能性は十分に考えられます。自分からはその姿が見えないだけで、会場のまわりには採用関係者はもちろん、企業の従業員がいる可能性が非常に高いです。無意識の行動がその後の面接に影響を及ぼしてしまうことがあるので、慎んだ行動を心がけてください。
2.電車内での通話・優先席に座る
電車内での通話は、周囲の人に迷惑がかかるので避けましょう。また、優先席でメイク直しをしたり、スマホをいじったり、という行為も当然ながらマナー違反です。加えて同じ車両に乗り合わせていた人が採用担当者だった、なんてことも有りうるので、面接会場に向かう車内での立ち振る舞いにも気をつけましょう!
3.面接会場の目の前でスマホをいじる
面接会場の目の前やエントランスで堂々とスマホをいじるのはやめましょう。エントリーした企業に面接日程に関するメールを送らなければならない、面接時間を再確認したい、という場合は、会場から離れたカフェやコンビニで事前に済ませておくのが賢明です。
事情を知らない企業の人がその姿を見ていた場合、「マナーがなっていない」とマイナスな印象を与えてしまう可能性が有ります。
4.大声で友達と会話・通話
たまたま同じ面接会場や会社説明会に居合わせた友達とつい盛り上がって大声で話したり、スマホで堂々と通話してしまうというのは絶対に避けてください。「面接の手応えはまあまあだった」「思っていた業務内容と違う」など思うことはいろいろとあるかもしれませんが、せめて会場の外に出てから、できれば誰にも聞かれる心配がない場所に移動して話をしましょう。
5.面接会場のすぐ近くで恋人や親と待ち合わせ
面接会場の入り口やすぐ近くの場所で恋人や親と待ち合わせをする就活生は意外と多くいるといいます。ですが、これは絶対にNGです。もしその様子を企業の人や面接官が見た場合、「あの学生は一体何をしに来たんだ?」「自立心がない」などと感じてしまうかもしれません。
会場からできるだけ離れたカフェで待ち合わせる、自宅に着いてから電話で話すなど方法はいくらでもあります。誰に見られても恥ずかしくない振る舞いを意識しましょう。
節度のある行動を心がけることが何よりのコツ!
面接でいくら丁寧な言葉遣いをし、もっともらしい志望動機を話したとしても、常日頃から「どう見られているか」ということを意識していなければ、すぐにボロが出てしまいます。面接前の準備を入念にするのはもちろんのこと、普段人からどう見られているのかをより強く意識し、人として恥ずかしくない言動を心がけましょう!